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パウラ・モレレンバウム

(音楽)
ぱうらもれれんばうむ

Paula Morelenbaum、ブラジル人ボーカリスト
リオ・デ・ジャネイロ生まれのブラジルを代表するボサノヴァ・シンガー。
1980年 コーラス・グループ、セウ・ダ・ボガのメンバーとしてアルバムをリリース。1982年、2枚目のアルバムのミュージカル・ディレクターだったジャキス・モレレンバウムと結婚。ソロ・シンガーの道を歩み始め、同時に女優としても活躍する。
1984年、パウラは夫のジャキスと共にボサノヴァの巨匠アントニオ・カルロス・ジョビンから彼のグループ、バンダ・ノーヴァへの加入を依頼される。約10年彼女はジョビンと共に歌い、ヴォーカリストとしてジョビンの名作アルバム「PASSARIM」、「ANTONIO BRASILEIRO」、「TOM JOBIM INEDITO」に参加し、亡くなるまでジョビンと共にブラジル、ヨーロッパ、アメリカ、日本を含むアジアと世界中をツアーして回り、ボサノヴァを代表するヴォーカリストとして世界の注目を集め始める。
1993年、初のソロアルバム「PAULA MORELEMBAUM」をジャキス・モレレンバウムのプロデュースにより発表。アルバムにはトム・ジョビンも参加。ジルベルト・ジル、カエターノ・ヴェローソ、ヴィニシウス・ジ・モラエス、ガーシュインの楽曲も取り上げ話題となる。 
1995年、トム・ジョビンの息子のパウロ・ジョビン、ダニエルの兄弟、ジャキス・モレレンバウムらとQUARTETO JOBIM-MORELENBAUMを結成。1999年、「QUARTETO JOBIM-MORELENBAUM」をリリースし、世界的に広く知れ渡るようになる。坂本龍一のアルバム「SMOOCHY」にジャキスと共に参加。2001年、MORELENBAUM2/SAKAMOTO名義で坂本龍一、ジャキスとのトリオで、トム・ジョビンに捧げるアルバム「CASA」を発表。リオ・デ・ジャネイロのトム・ジョビンの自宅でレコーディングされ、アメリカではビルボード誌で2001年「10ベストアルバム」の1枚にも選ばれる。日本でもキャノンCMで使用されアルバムは大ヒット。 2002年、MORELENBAUM2/SAKAMOTO名義で「A DAY IN NEW YORK」をリリースし、批評家たちから大絶賛を浴び、TIM MUSIC AWARDを受賞。2004年、ヴィニシウス・ジ・モラエス作品集の2枚目のソロ・アルバム「BERIMBAUM」をBOSSACUCANOVAらブラジル音楽シーンのアーティストらのプロデュースで発表、クラブ・シーンにも通ずるサウンドで、日本でも大ヒットした。 

アルバム

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