その男、悪魔か救世主か――
「人生の悲劇は2つしかない。ひとつは金のない悲劇、もうひとつは金のある悲劇」
「世の中は金だ。金が悲劇を生む」
*1:3/3のみ午後10時開始
「ハゲタカファンド」(vulture fund)のこと。実質破綻した企業に投資する破綻証券投資(ディストレス)戦略をとるファンド。
最終的には再生させて再公開するなどによって利益を得ることをめざす。この呼び名は死に体の企業につけこんで安く買い叩き、資産を転売して利益を得るといった手法のイメージからつけられた、蔑称・俗称。
動物の死肉に群がる事で知られる、同名の鳥類が語源。
同名の小説・テレビドラマもある。
真山仁著作の経済小説。
これを原作として2007年にテレビドラマと2009年に映画が公開された。
ニューヨークの投資ファンド運営会社社長・鷲津政彦は、バブル崩壊後、不景気に苦しむ日本に戻り、瀕死状態の企業を次々と買収する。敵対するファンドによる妨害や、買収先の社員からの反発を受けながらも、鷲津は斬新な再プランを披露し、業績を上げていく。企業買収、再生の真実を克明に描いた問題作。