(Diego Rivera、1886年12月8日 - 1957年11月24日) メキシコの画家。キュビズムの影響を受けた作風で、多くの壁画作品で知られる。フリーダ・カーロの夫。フルネームはDiego María de la Concepción Juan Nepomuceno Estanislao de la Rivera y Barrientos Acosta y Rodríguez。
秋山洋子による翻訳や論評 女性解放運動準備会発行『女性解放運動資料Ⅰ アメリカ編』謄写版印刷の全48ページの小冊子。知る限りでは日本で最初のリブ資料。1970年夏ごろ。収録された「パンと薔薇」の訳者は中村敦夫、発行した女性解放運動準備会は川田雅子ら劇団俳優座の元団員などのグループ。「偉大なる苦力(クーリー)――女性」の訳者は秋山洋子。『リブ私史ノート』より。 シュラミス・ファイアストーン、アン・コデット『女から女たちへ アメリカ女性解放運動レポート』訳 ウルフの会・翻訳グループ(秋山洋子・榎美沙他)合同出版 1971年 ボストン「女の健康の本」集団『女のからだ 性と愛の真実』訳者 秋山洋子、桑…
絵をたくさん見て、自分が気になったものを チェックしていくことで、自分の個性を発見していく と言う課題を少しづつやっているのですが、 せっかくなのでここに感想などを記していこうと思いました。 まずはGoogie Arts を見ています。 最初は時系列で見ていこうかと思っていたのですが あまりにも膨大な数なのでやりきれないなーと思い、 パッと見て気になった絵から見ていくことにしました。 最初に出てきた画面でまず気になったのが、 フリーダ・カーロとディエゴ・リベラと言う作家。 結構似た作風なのですが、調べてみると、なんとご夫婦でした。 ちょっと異様な感じ、デッサンが狂ったような感じ、 コテコテ塗る…
エチェニーケ邦訳作品を読もう!シリーズ最終章。幼年期のまなざし*1からイカレタ放蕩在欧作家の問わず語り*2を経て、本作へ。 「ヨーロッパを放浪する中年の主人公が奇妙奇天烈な妄想を語るのだが、その饒舌ぶりは病的なほどである」(『幾たびもペドロ』同様に)「現実に溶け込もうとしても溶け込めないところからくる狂気寸前の焦燥とあきらめのようなものから生まれるユーモアは独特で、他の作家には見られない種類」(野谷サンによる解説より)がぞんぶんに味わえます。 野谷サンも、初出が1983年「ユリイカ」なのに対応してかしないでか、修道女のヴァージニティを「すいません、童貞さま」と訳したり、偉丈夫なドイツ人バックパ…
ペルー文学におけるポストジョサ世代の旗手なはずのブライスヘッドふたたびサンの『幾たびもペドロ』を読んで肩透かしをくらった*1ので、ほかも読もうと思って読んだのが本書です。 www.shueisha.co.jp 月報収録エッセーは四方田犬彦『複製の時代ーボルヘス』黒沼ユリ子『世界を狭く、近くするために』(連載■世界の文学・映画ノート)「ラテンアメリカ」筈見有弘 第十九巻ですが、旬のラテンアメリカだったので、えいやで第四回配本したみたいです。第一回がアメリカⅡ、第二回が、これも旬のクンデラを収めたドイツⅢ・中欧・東欧・イタリア(広すぎる)第三回配本はケズオ・イシグロらイギリスⅣ、第五回はソール・ペ…
キュビスム展にいった際に思わず購入 表紙、出版日からして、キュビスム展にあわせて企画された本なのではないかと思う。キュビスム展の復習になりつつ、キュビスム展には(い)なかった画家やトピックも含まれており、よかった。 キュビスムというとピカソとブラックが圧倒的に有名だが、それ以外の画家についてもずらっと紹介されており、多くの画家による広がりのあった運動であったことが分かる。また、参加者が多いので、一口にキュビスムといってもそれぞれに違いもある。 全ページカラーの本で、作品の図版も多い、ビジュアル重視の本で、パラパラめくっているだけでも楽しいが、しかし、テキストの分量も結構しっかりしていて読み応え…
ABSTRACTION展の図録で、企画の際に参照した先行研究として挙がっていて、日本語でまとまって読める抽象絵画の歴史についてのほぼ最新の文献っぽかったので、読んでみることにした。 テーマ別に章分けされており、抽象絵画は第1章と第3章 第2章にダダやシュールレアリスム、第4章にネオダダやポップアート、第5章が身体表象、第6章が政治と芸術、第7章はメディアアートになっている。 第1章から第7章までおおむね時系列順に進むが、テーマ別の章立てなので、時系列的には行きつ戻りつすることになる。しかし、その構成がわりと読みやすい。重複して登場する作家・作品もあるが、章によって着目点が違うので、復習しつつ多…
www.youtube.com Dot Allison - Unchanged (Official Video)ConsciousologyDot Allisonオルタナティブ おおおおお掃除。 自室の大掃除中更新です。 お友達と渋谷でSUGIZOさんの展示観てきました。 ギターや衣装を間近で観れて感動☆彡 その後何億年か振りにタワーレコードに行って最近の音楽の話をしたり。 なんか自分が喋りまくりで申し訳なかったけど楽しかったー。 聴いたのとか パール・ジャム / DEEP: Touring Band 2023 (Live) ゴールディー / Inner City Life (Trevino …
オペラの世界では良く知られた名作として世界中で度々上演されているプッチーニ作曲のオペラです。物語はアンリ・ミュルジェールの小説・戯曲『ボヘミアン生活(hukkats注)の情景』(1849年)からとられ、台本はジュゼッペ・ジャルコーザとルイージ・イッカリカのコンビによるものです。 ボヘミアン生活(hukkats注) ボヘミアン生活(=『ボエーム』Bohème))は、1800年代初期にアンリ・ミュルジェール(1822年 - 1861年)の一連の雑誌記事で初めて登場し、たびたび翻案された物語。これらの記事は1849年に『ボヘミアン生活』として戯曲化、その後小説『ボヘミアン生活の情景』 (fr:Scè…
「未来派」についての数少ない入門書 「未来派」をご存知だろうか。20世紀初頭のイタリアで起こった前衛芸術で、急速に発達する工業化・都市化・機械化を反映した総合的(詩・絵画・彫刻・建築・音楽含む)な芸術運動だ。後続するダダやシュルレアリスム、ロシア・アヴァンギャルドといった前衛芸術の先駆けとなった運動であり、また政治的にはファシズムと結びついたことでも知られる。 今回紹介する多木浩二『未来派 百年後を羨望した芸術家たち』は、2011年に没した著者の残した原稿を編纂し、各種の資料と図版を収録して2021年に刊行された豪華版書籍である。(残念ながら図版はモノクロではあるが) 未来派: 百年後を羨望し…