物事の流行のプロセスを見ると、ある一定の閾値を越すと一気に全体にいきわたる状態になることがある。この閾値をティッピングポントという。
流行の状況をグラフに書くと「S」の字を横に倒したような形になる。この突然あがっていく地点がティッピングポイントである。
複雑ネットワーク理論関係の用語で言えば、パーコレーションの一種と考えられるだろう。
同名の本が有名。
ティッピング・ポイント―いかにして「小さな変化」が「大きな変化」を生み出すか
前から気になっていたのですが、髪の毛は、なぜある程度の長さになると急に気になるのでしょうか。私だけですかね。 私は、基本的にめんどくさがりなので、いつも床屋に行くタイミングを計りかねています。 ティッピングポイント 物事の分かれ目。特に、小さな変化が蓄積した結果、ある時点を境に劇的な変化を起こす現象についていう。分岐点。転換点。 引用元:goo辞典 ある新聞記事に、このティッピングポイントについて書かれていました。”厚さ0.1mmの新聞紙を何回折れば、富士山を超える高さになるか?”。答えは26回。 良くも悪くも小さな出来事の積み重ねが、大きな変化をもたらすということでしょうか。 やはり、何か大…
21世紀に入った頃、ビジネスの世界で「ティッピングポイント(Tipping Point)」という考えがトレンドになりました。 「ティッピングポイント(Tipping Point)」は、マルコム・グラドウェルの世界的ベストセラーのおかげで知っている人も多いですし、様々な分野で今でもたまに語られることがありますね? ティッピングポイント 「教育・学習」の世界では、塾講師や、研修講師、企業の教育担当などが、学習者に発破をかけたり、モチベーションを維持させようと引用したりします。 また、前に記した「探究学習」のコンテキストでもよく語られます。 ということで、今日は「学習におけるティッピングポイント」に…
最近国内オールドメディアはもちろん、ネットニュースからも、あまり聞かなくなった話題がいくつかありますが、今回はそのなかの一つエネルギー・発電問題について書きたいと思いますが、メディアが重要なのに殆ど情報を流さなくなった、しばらく後に突然その話題が出ると、すでにのっぴきならない話に成り代わっている、この常とう手段には十分気を付けなければならないからです。 昨今のエネルギー開発は、脱炭素・グリーンエネルギーとか言いながらも、何からその膨大なエネルギーを発電するのか、極めて具体性に弱いだけでなく非現実的ですが、それでも大真面目に太陽光とか風力発電で、何とかなるような”雰囲気”を醸し出そうと必死です。…
その昔、自分がある会社の代表取締役だった頃の話。何人かの若手社員から、次のような質問を受けることがあった。「社長の仕事って、何ですか?」。 こんな質問を二回り以上離れた若造から受けるというのは、よほど風通しのいい会社だったのか、或いは、社長の威厳のなさからか。前者であれば、救いもあるが、どうも後者のような気がする。「無駄なヒエラルキーがなくていいじゃないか」と思われるクチもあろう。自分でも、そういう良さもあるのではと思ったこともあったが、先日、「指導者とは」(原題:LEADERS、リチャード・ニクソン著)を再読して、(やはり、それではいけなかったのだ)と再認識させられた。 // リンク (本書…
「前衛」4月号に日本環境学会元会長の」和田武さんのインタビューが載っているので紹介したい。 世界気象機関は2023年の世界五平均気温は史上最高となり、産業革命前から1.45℃上昇したと発表した。 また同様に「コペルニクス気候変動サービス」は、昨年2月から今年1月までの上昇は。1.52℃上昇したとした。 パリ協定がめざす国際的な目標1.5℃以内を、早くも超えつつあることになった。 この気温上昇は、エーミアン間氷期、12万5000年以来のことだという。 人間活動があっという間に惑星規模の変化を作り出した。 心配されるのは、ティッピングポイントを超え、温暖化は加速する一方で、地球は元に戻らない地点へ…
2024/02/11に開催された、PHPカンファレンス関西2024に参加しました。 【非公式!前夜祭】 PHPカンファレンス関西2024 - connpassから含めて参加し、またカンファレンス翌日に行われた PHP Lovers Meetup vol.4 + OSS Gate in 関西 - connpassにも途中まで参加して、2泊3日の大阪滞在でした。 参加記は、前回のエントリーに記録しています。 daisuki.nichiyoubi.land 「アプリケーションエンジニアこそ「監視」だよね!と私が考える訳」というタイトルで登壇の機会をいただいいたので、ふりかえってみようと思います fo…
地球は生物に対して決して優しい惑星ではないことを地球史は示しており、地球上に生物が現れてから35憶年経過しているが、古生物学者によれば地球はこれまでに5回の大量絶滅を経験しており、生息していた生物種の99%が絶滅しています。生物の歴史において絶滅は不可避で、種の絶滅は常に起きています。これまでに大量絶滅に巻き込まれた生物の多くは古生物学者以外には馴染みのないものですが、だからといって言って我々に全く縁のない出来事であるとは決して言えません。絶滅の原因が、現在の地球の状況に酷似していると考えられる古生代ペルム紀末(2億5200万年前)、中生代白亜期末(6500万年前)の巨大隕石衝突もあるのです。…
気候不安ブロガーのパカンヌです。今回は韓国の大手新聞社、中央日報のYoutubeチャンネルの動画『気候危機で“うつに陥った”人たちの話』(2020/09/18)を取り上げます。気候不安(韓国では「気候うつ」という表現を使うようです)を感じる若者たちに、気候不安や気候危機についてインタビューしたものです。ここでは、インタビュー内容を各人ごとに再構成してご紹介します。 www.youtube.com ヤン・ジュナ(20歳 大学生) https://www.youtube.com/watch?v=B3c6TFXdSRE 小さい頃から、地球温暖化の話はよく耳にしてきました。環境に優しくあろうとすると、…
COP28が中東のアブダビで30日から始まる。 今年の気温上昇と気候災害の多発にくらべ盛り上がりに欠け、単なる会議イベントの様相となっている。 昨年のエジプトの会議でも各国の温室効果ガスの削減目標の必要な進展がなかった。 ウクライナで戦争、ガザでも殺戮、なんという事だろうか。そんな事をやっているばあいか。兵器や軍事は、福祉や環境対策に使うべきだ。 愚かのことに、軍事から出るCO₂は、各国の削減目標から除かれている。 愚かなことだ、だれが決めたんだ、と言いたい。 . 江守正多さんが岩波の「世界」に寄稿している。 希望は、持つべきだと思う。破局に直面しても。ただ、破局の意味を理解したほうがいい。 …
ベンチャー企業:革新的な技術・製品・サービスを開発し、イノベーションを生み出す企業であり、設立数年程度の若い企業。さらに細分化すると、ー スモールビジネスー スタートアップに分類できる。ぷらす、「三方よしの経営」を大事にする。原典は、1800年代の近江商人中村治兵衛の家訓から。・売り手よし・買い手よし・世間よしサロンだと、・セラピストのやりがい、給与・お客様の幸せ、満足度・女性の活躍、社会へのインパクトそれが事業計画書を書いていてバチっとはまった。この3つ目の世間よしは、これからのビジネスとして、ベンチャー企業として不可欠なのでは?と、自分の中で強く解釈した。Life Vantageのティッピ…
これといった失策があるわけでもないのに、ガクンと政権与党が支持率を落としている。物価高のせいなのか、これ見よがしに減税や給付金をチラつかせたのが裏目に出たのか、ある種のティッピングポイントを超えた感は否めない。バラまきをしたとしてもそれは後からきっちりと取るんでしょ、というのがもうバレバレになっていて、小手先の対応では切り抜けられないところまでもうきてしまったんだなあ、という感想である。 こうなると、口あたりの良い実現不可能なことを言い出したり、外国にはけ口を求めるような政党が元気になり出しかねないのだが、果たしてそうなるだろうか。そろそろ、現実を直視した意見が選好されるのかなとも思っている。…
昨年の世界の温室効果ガスは、417.9ppmで、観測史上最高だった。 1年で2.2ppm増えたので、今年は420ppmを超えたかもしれない。 恐ろしい事だ。 15~6年前、温暖化問題を学び始めた頃、気温上昇を産業革命以前から2℃未満に抑えるには450ppmを超えないこと、との記憶があるからだ。 残り30PPmしかない。1.5℃上昇は確実だ。 1.5~2℃上昇にどこかにティッピングポイントはあるだろうから、いよいよ覚悟を決める時期かもしれない。 破局がいやなら、子どもたちに、自分たち住んだ地球を残したいなら、今すぐ脱炭素・大量生産消費のシステムチェンジ。 ガザの空爆や地上戦、ウクライナ戦争などや…
以前記した、「ティッピングポイント(Tipping Point)」のマルコム・グラドウェルが有名にした「1万時間の法則(10,000 Hour Rule)」についての考えです。 1万時間の法則 (1万時間の法則(10,000 Hour Rule, Ten-Thousand-Hour Rule)) 物事を極めたエキスパートは練習や努力に約1万時間を費やしていたという事例から導き出された「人は何かを習得するのに1万時間の練習が必要である」という説。 マルコム・グラドウェルの著書『天才! 成功する人々の法則』(原題:Outliers: The Story of Success)によって広まった。 1…
ごきげんよう,読者諸賢.ボクはらーめ人間Z.ラ王真贋の遣い手にしてラーメーン視点からでないとブログが書けないまともないヒューメンだ.ラーメーンを愛し健康を愛し,そして何よりも平和を愛するボクは,ラーメーンと睡運瞑菜350g,そして核廃絶運動のアウフヘーベンの途中のエラーで世界週末時計の時計の針が過去最大にもどるまで,つまりは世界が令(うるわ)しく平和になったと断言できるまで,外でラーメンを食わない超ラーメンハンガーストライキ2と言うナンだかよくわからんラーメン断食を超えたラーメン断食をさらに超えたラーメン断食の人造人間,つまりはホムンクルスとして異世界転生していた.早くラーメーン食べたい.外で…
今日は会社主催のライフバンテージセミナー開催日でした。今回で3回目のセミナー参加で、過去イチよかった内容を聞けたので、学んだことを共有させていただきます。 今日は新製品の発表をかねたセミナーでしたが、そんなことよりも参加してよかったなと思えた大きな収穫がありました。 それは今日舞台に登壇し、『ライフバンテージの製品の未来と可能性』について、スピーチをしていたリーダー(コンサルタント)の話を聞いてです。その方は、普段は大学教授をやるかたわらでライフバンテージのトップリーダーを努め、しかも46歳という若さと爽やかで男前で、とにかくそんなすごい方でした笑。こんな人がいたんだと。やはり大学教授というこ…
だんだんと涼しい日が増えて 秋が深まってきましたね 彼岸花の有名な観光地ではこの夏の酷暑で あまり花が見られず悲鳴が上がっているとか… 確かにお彼岸のお参りに行くお寺でも いつもは見られる彼岸花の姿がなかったかも 朝顔も秋の季語で今まで違和感がありましたが 今年はこの夏がひと段落して ほっとして花を開いている姿が見られます 前にも書いたかもしれませんが もう温暖化を食い止めるための ギリギリのライン、ティッピングポイントを 超えてしまったのではないかと思わせます CO2排出削減を急いで欲しい!
● 大西洋の海洋循環 止まる可能性(2023年7月26日の記事より)