センサッは、全点・全位置を全方向=4πステラジアンに貫き推し進む実体的力、と定義されます。 立体角とは、球の表面に投射される錐体の頂をその球の中心点とするとき・投射されている形状は球の表面積の何%であるか、です。そして、空間=全立体角=4πステラジアン、つまり、球の全表面積=球の表面積100%=全方向のセンサッ、が空間の生成・存在を規定するわけです。 注意しなければならないのは、センサッの全方向は放射とは異なるということです。既に述べたとおり、放射とは、球状である場合でも、発した点から距離が大きくなるほど物質の密度が小さくなっていく事象です。これに対し、センサッの全方向は、無限小の球から無限大…