Le Genou de Claire
1970年のフランス映画。 監督はエリック・ロメール。 「六つの教訓物語」の第5話。 撮影はネストル・アルメンドロス。 出演はジャン=クロード・ブリアリ、オーロラ・コルニュ、ベアトリス・ロマン、ロランス・ド・モナガン。
クレールの膝/背中の反り (エリック・ロメール・コレクション) [DVD]
エリック・ロメール・コレクション DVD-BOX II (モード家の一夜/クレールの膝/愛の昼下がり)
六つの本心の話
クレールの膝/背中の反り (エリック・ロメール・コレクション) [DVD] ジャン=クロード・ブリアリ Amazon 夏なんで、エリック・ロメールの映画『クレールの膝』でも見てヴァカンス気分ざんす。 ある女性と生きてゆこうと決めた男性が、別の女性と出会い心動かされる姿を描く『六つの教訓話』の第五作目。 舞台はスイスの湖畔にある高級別荘。結婚を控えた男(ジャン・クロード・ブリアリ)は、たぶん、かつて恋仲にあった作家の女性の別荘に、モーターボートで足繁く通ってくる。 そこで、はじめは実の娘に興味をおぼえ、デートなんかに誘う。それは母公認の恋愛テストのようなものなのだが。ところが、もう一人の娘(亡く…
他のイラスト https://gaku51.hatenablog.com/archive/category/%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%88 これまでの仕事
京都の某会社と色々話すがまとまらず。移るにしても来年になりそうだ。 でも色々と刺激を受けた。まだ色々やれそうだという可能性が見えた。あとやらんといかんことも多い。京都は左京区の下あたりが住みやすそうだな。家賃高いだろうけど。Rei Harakami氏の長屋があったのもあの辺だった気がする。 京都の名もない公園 水曜日は祝日でバンド練。ベースがお休みだったのでドラムと2人で練習。意外と2人練も身になるので誰かが休みでもスタジオには集まるようにしている。曲のアレンジと気になっていたところを合わせる。かなり良くなる。バンドは継続が大事というかそれ以外ないなと思う。呼吸の合わせ方は一ヶ月くらいですぐに…
とにかく、ラケットのリザベススコットの色気。吸血鬼のような独特のメイク。それにつきる。鵞鳥湖の夜の冒頭、ディトリッヒの間諜x21が元ネタだと思ったが、この映画だったようだ。kornのファーストのアー写の意味が、この映画で明らかに。ゴズモポリスのSFっぽい画面は、何か古いノワールが元ネタになっているとずっと思っていたがまさしくこの映画の画面でスッキリした。若い頃の故 三遊亭楽太郎師匠に似てる俳優が誰か分からなかったが、これがカークダグラスの若い頃だったようで、ずいぶん顔が変わっていて驚いた。 それにしても、goth メロドラマはやはりいい。 また、井上陽水のリバーサイドホテルを聴いてみてこの映画…
風塵の少年からクロッカーズ。アメリカの影。太陽は光り輝く。デッドゾーン。マルコムX。ニュージャックシティ。忘れられた人々。時計仕掛けのオレンジ。2001年宇宙の旅。その男凶暴につき。水のないプール。拘留。なまいきシャルロット。台風クラブ。クレールの膝。素晴らしき放浪者。スタンドバイミー。怪物。 ロンググッドバイ。 悪名の反逆のメロディ森田健作!闇を切り裂け!スクールウォーズ! 野村芳太郎は日本映画史の張込み刑事であり野良犬における三船敏朗でありアメリカンニューシネマだ! ゼイリブから時計仕掛けのオレンジ。月の寵児たち まで 最期のコンサート会場の楽屋裏の階段を刑事が駆け上がっていくシーンでルミ…
リタ・アゼヴェート・ゴメス監督の『変ホ長調のトリオ』(2022)では、コーヒーを作りに行くとカメラはそのキッチンへとスイッチングすることなく人物がフレームアウトして画面の外で、オフの空間で飲み物を用意するショットが撮られている。 これはむろん、『飛行機の妻』(1981)、『満月の夜』(1984)等にも見られるロメール流の演出を踏襲しているのである。 そして改めて、シネマブルースタジオで見直したエリック・ロメールの『飛行士の妻』で言うと、洗面所に飲み物をマリー・リヴィエールが取りに行くようすをワンルームの居間からキッチンの入り口だけ映して入っていく姿を見せて、音で水道管が壊れているというのを示す…
1958年。エリック・ロメール監督。19分の短編。生意気で勉強にまるでやる気のない少年と、教え方が決して上手そうでもない家庭教師の女性との微笑ましいやりとり。 前半を数学、後半を作文の勉強シーンが描かれる。フランスでも分数の割り算がなぜ逆数になるのかは「説明が面倒なトピック」なんだなとどうでもいいところが面白かった。『クレールの膝』といい、ロメールは脚フェチなんだとネットでも時々見るが、確かにあの靴を脱いだり履いたりするシーンはとても良かった。少年も一生懸命ではないが、家庭教師の女性(ヴェロニク)だって、別に真剣ではないのだ。大人は真剣ではない自分を取り繕うことができるが、子供はまだそれができ…