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ギロチン

(一般)
ぎろちん

死刑執行具。断頭台、断首台ともいう。
2本の柱の間に吊るした刃を落とし、柱の間に寝かせた人の首を切る。

ギロチンは、1792年4月25日にフランスで正式に処刑道具として認められたものである。当時はフランス革命後の恐怖政治により、毎日何百人もの人が処刑されていた。 そこで、内科医で国民議会議員だったジョゼフ・ギヨタンが、受刑者に無駄な苦痛を与えず、しかも全ての身分が同じ方法でできるような「単なる機械装置の作用」により行なうよう議会で提言し、その案が採択された。この装置の人間性と平等性を大いに喧伝したギヨタンの名が有名になり、ギヨタンから名前をとった「ギヨチーヌ (Guillotine)」という呼び名が定着した。ギロチンはそのドイツ語読みである。正式名称は「Bois de Justice(正義の柱)」である。

フランスでは、1981年9月に死刑制度自体が廃止されるまで、ギロチンが使用されていた。 他に使用されていた国として、ナチス・ドイツやベトナム戦争時のベトナムがある。

なお、「ギヨタン自身もギロチンで処刑された」という俗説があるが、これはもちろん誤りである。

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