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オリヴィエ・メシアン

(音楽)
おりう゛ぃえめしあん

Olivier Messiaen (1908-1992) フランスの作曲家

フランス南部の、アヴィニョンで生まれた。8歳の頃からひとりでピアノと作曲の勉強を始め、11歳でパリ音楽院に入学し、極めて優秀な成績を残した。在学中より多くの作品を残し、1930年頃からはインドのリズム、ギリシアのリズムや鳥の鳴き声などの探求を始め、その影響が作品にあらわれるようになった。1931年にパリのサン・トリネテ大聖堂のオルガニストとなり、そこで彼は即興演奏の技術を確立するとともに、多くの宗教音楽を作曲した。第2次大戦中にはドイツ軍の捕虜となり、1942年にパリに戻ってからは、母校であるコンセルヴァトアールの教授となった。彼はブーレーズ、シュトックハウゼンやクセナキスといった戦後の重要な現代音楽の作曲家達の育ての親であるとともに、彼のリズムへの独自な探求と、音をオブジェとして捉え、そこから音楽の構造のあらゆる要素を意識的に構成するセリーの方法化を進めたことにより戦後の音楽にとっての先駆者的な位置を占めている。

代表作

  • 「前奏曲集」(1929)
  • 「ミのための詩」(1936)
  • 「世の終わりのための四重奏曲」(1941)
  • 「アーメンの幻影」(1943)
  • 「幼児イエズスに注ぐ20のまなざし」(1944)
  • 「トゥーランガリーラ交響曲」(1949)
  • 「鳥のカタログ」(1958)
  • 「我等が主イエス・キリストの変容」(1969)
  • 「峡谷から星たちへ」(1974)
  • 「アッシジの聖フランチェスコ」(1983)
  • 「彼方の閃光」(1991)

など

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