グノーシス派の至高神。
万物の創造主で、世界を支配しているといわれている。
カバラでは、アブラクサスのギリシア語のつづり(αβραξαζ)の数値の合計は365で、これは数霊術において重要な数である。また、一年が365日であることから、一日一日それぞれにあてはめられた365の精霊を支配する神ともいわれた。
(余談ながら、カバラの呪文『アブラカタブラ』は、このアブラクサスの名に由来するのではないかとの説もあるが、定かではない。)
アブラクサスは、護符などに異形の神として描かれるが、そのそれぞれの部位の意味は次の通りである。
参考書