アクチュアリーになるための試験。 日本では、社団法人日本アクチュアリー会の資格試験を指す。 日本アクチュアリー会資格試験には1次試験5科目(数学、生保数理、損保数理、年金数理、会計・経済・投資理論)、2次試験2科目(生保1・2、損保1・2、年金1・2のいずれかを選択)があり、全科目に合格すると正会員に認定される。(1次試験全科目に合格した時点で準会員)
前記事に書いたのだが適応障害で休学することになった。休学をすると何もしないにはあまりに暇である。 最近は体調もだいぶ安定してきており、日常生活にはほとんど支障がなくなった。自炊や洗い物があまりに億劫でできないことはあるが、これは元々の可能性も高い。少しずつ活動ができるようになってくると、1日がだんだんと長くなってくる。8,9月は心を休めるということでNintendo Switchを購入してゲームをしていたが、モンハンライズでバルファルクを狩ったあたりで飽きがきた。ゲームは昔から好きなのだが、どうにも下手なのとストーリークリア後にやりこむほどのエネルギーはないのとで、疲れてしまったようだ。 今後…
【特徴】 【合格率の推移】 【難化する年の特徴】 【私が行った対策】 指定教科書 【分野別対策法】 営業保険料・チルメル式責任準備金(第4,5章) 計算基礎率の変更(第6章) 解約その他諸変更(第9章) 連生(第12章) 就業不能(第13章) 【私の過去問演習スコア表】 【特徴】 指定教科書が読みやすい。導入書は教科書で十分ですね。 2019、2020と易化したので、今年度(2021)は、難化がほぼ確定的(頑張って…!)。 クローズドベースな分野なので、新傾向の問題は出題されにくい。(だからこそ教科書が長年改訂されていないのかも) 生保独特の記号が登場し、暗記量が多い(ここを暗記しないとまず…
初めまして! 将来は週3日で働きたい、甘党アクチュアリー(候補生)です! これからアクチュアリーを目指す人、アクチュアリー就活(アク就活)をする人に向けて 特に身の回りに仲間がいなくて情報が少ない人の手助けになるように 私の実体験と、友達から聞いたことなどをまとめて残していきたいと思います! アクチュアリー試験(アク試験)の体験記やアク就活について 記事を書くに当たって、私のバックグラウンドを紹介します! 中高一貫校(小さい頃から大の勉強嫌いだった私は、両親に塾に行かされ中学受験をさせられました。もちろん、入学後一切お勉強はせずに部活と遊びで充実した日々を送る。) 大学院卒(高三から始めた大学…
結論から申し上げますと、2科目です。受験するならば、数学×損保数理、生保数理×年金数理の組み合わせをお勧めします。こちらの理由は、各科目の勉強法でご説明します。 私が受験してみた感触としても、3科目以上の受験は推奨いたしかねます。理由は以下の通りです。 【3科目以上の受験が非推奨な理由】 数を打てば当たる試験ではない 試験直前期の負担が重い 連日の受験により、体力気力の消耗が激しい 先に受験した科目の手ごたえを引きずりやすい 最初からビッグウェーブ狙いだと、まず合格できない 【受験プランについて】 【3科目以上の受験が非推奨な理由】 数を打てば当たる試験ではない 一度受験された方ならばお分かり…
【特徴】 【合格率の推移】 【得点戦略】 会計(25点 知識問題15点、計算問題10点) 経済(25点) 投資理論(50点) 【私が行った対策】 【会計】 〈知識問題〉 〈計算問題〉 【経済】 【投資理論】 【注意点】 時間配分に注意 知識問題は早期に仕上げる 【私の過去問演習スコア表】 【特徴】 一次試験では一番難易度が低いが、範囲がとても広いので、対策不足で受験すれば普通に落ちる。 足切りに注意(特に会計) 一問当たりの配点が1点か2点と小さいが、それに甘んじてぽろぽろ失点すると、予想だにしない失点の大きさになります。基本的は、どの問題も正解する気概で挑むことが大切。 文系受験生に有利。 …
【特徴】 【合格率の推移】 【得点戦略】 【私が行った対策】 〈『例題から学ぶ損害保険数理』〉 〈『リスク・セオリーの基礎』〉 〈計算力向上にこの1冊!〉 〈指定教科書〉 〈過去問対策〉 【分野別克服法】 積立保険(第6章) 保険料算出原理(第7章) リスク確率(第8章) 再保険(第9章) コピュラ・極値理論(第10章) 【注意点】再掲 〈電卓の使い方〉 〈導入書に時間をかけすぎないこと〉 〈計算量が多いので、問題の選球眼を過去問演習で養うこと〉 〈暗記も大事だが、理解も大事〉 〈計算を省略しない〉 【私の過去問演習スコア表】 【特徴】 隙あらば積分させてくる(計算を軽量化するテクニック必須)…
【就活】 【アクチュアリー試験】 【実務】 【就活】 文系フィルターがあると思しき会社はあるにはありましたが、それでも数社程度でした。 就活において、文系・学部卒であることによる差別はなかったように思います。私の大学OBOGでも、生損保、信託銀行のアクチュアリーとしてご活躍されている方は数多くいらっしゃるので、やはり文系であることが足かせになる訳ではないと思われます。むしろ、コミュニケーション能力・英語力が高い方であれば、却って高く評価される可能性があります。 学歴に懸念がある人ならば、文系受験生が躓きやすい数学、損保数理を先に合格しておくと、数理的素養があるとアピールできるでしょう。科目を持…
【特徴】 【合格率の推移】 【得点戦略】 【私が行った対策】 【勉強法】 〈確率〉 〈統計〉 【確率の前提知識がない初学者の方へおススメの1冊】 【計算力向上におススメの1冊】 【注意点】 〈電卓の使い方〉 〈導入書に時間をかけすぎないこと〉 〈計算量が多いので、問題の選球眼を過去問演習で養うこと〉 〈暗記も大事だが、理解も大事〉 〈計算を省略しない〉 【私の過去問演習スコア表】 【特徴】 ①アクチュアリー受験生が最初に受験することが多い科目。 ②「確率」「統計」「モデリング」で構成される。 ③微積分・線形代数・微分方程式・重積分など大学教養科目レベルの知識で対応可能。 ④一次試験の中では比較…
令和6年3月16日(土) 明日にアクチュアリーの数学試験がある。 基本的な微積分と線形代数学、線形ODEと確率と統計が問われる。復習。 より細かくいうと二変数関数の偏微分と全微分の計算と、3×3の行列の固有値求めて固有ベクトル出して対角化と、変数分離型ODEと2階線形ODE。 極座標変換の簡単な定積分を解いとく。 確率は確率変数の関係など。 テイラー展開のプログラミングを求めておく。 ポワソン分布のアクチュアリー試験も解いておく。 こういうのは筋肉と慣れ。
懇意にしていただいている24卒の方からアク就活の面接での質問リストをご提供いただきました!(*´▽`*)(ありがとうございます!) 25卒の皆様は、就活も佳境を迎えていらっしゃるでしょうが、蔭ながら応援しております…! 【生保損保会社での面接質問一覧】 <ご自身に関する質問> <アクチュアリー・就活に関する質問> <キャリアイメージの質問> 【信託銀行・コンサルティング会社の面接質問一覧】 <大学生活> <ご自身に関する質問> <アクチュアリーや就活に関する質問> <キャリアイメージの質問> 【生保損保会社での面接質問一覧】 <ご自身に関する質問> 強みを活かした経験 弱みは何か? 自分の弱み…
社内外で出会ってきた年金アクチュアリーの業務内容のご紹介、キャリアの幅、年金業界のホットトピック等をフラットに書いてみようと思います。 面接の話のネタになりそうなことも記載していますので、就活生の皆様も業界研究や将来のキャリアイメージ構築にご活用いただければ幸いです^^ ■勤務先 信託会社、生保会社、損保会社、監査、コンサル(制度コンサルティング、人事コンサルティング)、証券会社、官公庁(厚生労働省、金融庁、国民年金基金連合会、企業年金連合会等)、GPIF、信託協会、出向関連会社(システム子会社等)、大学など研究機関(出向) 今までにお目にかかったことのある方々の勤務先を列挙しております。 ■…
「アクチュアリー」は実質的に閉じた世界であり、アクチュアリー試験についても就活についても情報が外部に回ってくることはそう多くありません。かつて就活という情報戦で苦労した自分のような人のために、去年のことを思い出しつつ、ブログという形で公衆の縦覧に供する媒体で書けるところだけ書こうと思います。 概要 この日記で書く大きな流れとしては ・自分の就活の流れ ・感想 という感じです。 よろしくお願いします。 前準備 12月のアクチュアリー試験まではその勉強に集中し、2月の結果発表で3科目取れていました。後述する数理試験では、アクチュアリー試験に合格する能力があるかを見ているので、ここで数学を取れていれ…
年も明けて2024年です。見識を広めようと年明けからいろんなものに指紋をつけています。というのも、4月から働くことになっていて、時間というものを意識したからです。 知らないものに触れる、知るというのは僕の人生の目標の1つとしているわけですが、とりあえず今年ちゃんとやろうということです。 [趣味としての店舗開拓] 美味しい食事をいただけるお店を増やしています。知り合いから「この辺で会わないか」と言われたときに、その辺りの美味しいお店をいくつか候補としてすっと出せる人ってカッコイイですよね。そう思って始めました。 東光という銘柄を出している小嶋総本店さんが15本限定で出したという日本酒が美味しかっ…
皆さんこんにちは。 今年のアクチュアリー試験が終わったので、今年の勉強の仕方だったり、実際本番を受けてみて思ったことを備忘録的に書いていきます。今回は損保数理についてです。 前提 ・昨年が初受験で、数学と生保数理を合格済み ・今年は損保とKKTを受験 ・経済学部の学部4年で、数学に関しては一般的な理系が学部1年で学ぶ微積分や線形代数は履修済み。確率統計学に関しては一次試験の数学の範囲+ちょっとした数理統計を授業でとった程度。 勉強の流れ 4月頃、損保数理の教科書の内容理解から入り、7月頃に全範囲を一周しました。8, 9月は勉強の時間はあまりとらず、10月から基本的な内容を復習しつつストラテジー…
AHC でよく出てくる分布について書きます。 (書きかけ。あとで追記する。) 確率分布と確率変数 あとで書く。 期待値と分散 確率変数 の期待値を 、分散を と書きます *1 。 正規分布 こんな やつ。 確率変数 が平均 、分散 の正規分布に従うとき *2 と書きます。 特徴 あとで書く 対数正規分布 のとき、 が従う分布を対数正規分布と言い、 と書きます。 特徴 このとき が成立します。 お気持ち の平均が なんだから の平均は なんじゃないかと思いがちですが、それよりは分散がある分だけ若干大きくなります。 例えば が 、 、 の値を等確率で取る確率変数だとすると、 は 、 、 となり、平…
みなさまこんにちは。いかがお過ごしでしょうか。 最近の私はほぼほぼアクチュアリー試験の勉強しかしてません。そろそろ疲れてきましたが、あと3週間くらいなので頑張りたいと思います。 某フォロワーさんの過去の就活ブログを読んで、かなり長い内容だったんですけどリアルタイムな日記風に書いてくれていたから面白くて最後まで読んでしまい、私も書きたくなったので書いてみます。雑に書くと思いますが、ご容赦を。 私は現在大学4年で、24卒として就活をしていた。 最初に行動し始めたのは3年生の4月くらいで、きっかけは忘れたけど、アクチュアリーという職業が面白そうだと知り理系ナビのセミナーに参加した。 その頃はまだ他の…
どうも、初めまして。ブログを見にきてくださってありがとうございます。 今回の記事では簡単に私の自己紹介をしたいと思います。 ブログを書くのが初めてなので、こういう場合にどう書いたらいいのか分からなくて読みづらい部分もあるかもしれませんが、ご容赦くださると幸いです。 私を構成するさまざまな要素のポイントを箇条書きで書いて、それぞれに細かくコメントしていく感じにしようと思います。 1. 東大の学部4年生。もうすぐ社会人。 2. アクチュアリー(金融系の専門職)志望 3. 競技プログラミングにハマっている 1. 東大の学部4年生。もうすぐ社会人。 まずこれ。大学受験は一回失敗してて、2年間やったので…
[難関資格試験の通信講座]アガルートアカデミー [アガルートアカデミーの特徴] ◆ 多機能な受講システム オンライン講座ならではの便利な受講システムが特長です。通学型の予備校に比べて費用を抑えつつ、効率的に学習を進めることが可能です。主な機能には以下のようなものがあります。 倍速再生 講義映像の再生速度を8段階に調整でき、最大3倍速で受講できるため、効率よく学習を進められます。自分のペースに合わせて学習が可能です。 音声ファイルのダウンロード可能 インターネット環境が不安定な場合でも、音声ファイルをダウンロードして学習ができるので、場所や時間にとらわれません。 マルチデバイス対応 パソコン、ス…
初版:2023.07.22 アクチュアリー試験の支払備金について、問われていることポイント等を復習としてまとめる。 問題の難易度を簡単な方からA、B、Cとしてまとめる。 1.Aランク 2019 II CLの問題。既経過Pも絡めた小問あり。知識を問う選択あり。 Point:表の事故年度と経過年度が教科書と逆になっているひっかけ?があり。 インフレ率:なし、LDF:単純平均 2018 V CL,BFの基本問題。初学者向けの例題として最適。 インフレ率:なし、LDF:単純平均 2.Bランク
日付が変わって昨日7月3日にアクチュアリー試験の試験要領が公表されました。昨年と同じく7月の第1営業日の公表になりました。www.actuaries.jp昨年も試験をCBT化するという大改革が起こったわけですが、今年の変化はそれをも超えるエポックメーキングなものになると思います。まずは、何といっても1次試験の受験資格の引き下げでしょう。 2022年度までの受験資格といえば、 学校教育法による大学(短期大学を含む)を卒業した方が受験できます。 このほか、次の要件等を満たす方で、所定の書類を提出(※)し、試験委員会が大学を卒業した方と同等の資格試験受験に必要な基礎的学力を有すると判断した方も受験で…