任天堂より2012年11月8日に発売されたニンテンドー3DS用ゲームソフト。
どうぶつの森シリーズの6作目で、携帯機向けの作品としては『おいでよ どうぶつの森』に続いて2作目である。
ゲーム名 | とびだせ どうぶつの森 |
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発売日 | 2012年11月8日 |
価格 | 4,571円+税 |
ジャンル | コミュニケーションゲーム |
開発元 | 任天堂 |
発売元 | 任天堂 |
プロデューサー | 江口勝也 |
ディレクター | 毛呂功 京極あや |
音楽 | 戸高一生 |
人数 | 1人 (通信時は2〜4人) |
メディア | ニンテンドー3DSカード・ダウンロードソフト |
備考 | ローカルプレイ対応 インターネット対応 すれちがい通信対応 いつの間に通信対応 |
今作ではコトブキが村長を引退し、プレイヤー自身が村長になり、様々な施設をオープンさせたり、橋やベンチを設置する等といった様々な公共事業を行う事が可能。1つの村に4人のプレイヤーがそれぞれ家を建てることができるが、村長になれるのはその村に住んだ1人目のプレイヤーのみで、2人目以降のプレイヤーは住人として登録されるが、一度もプレイしていないゲームカードに引っ越すことで、村長になることができる。
また、今作は上半身と下半身に衣服が分かれており、男の子でもスカートが履けるようになった(逆に女の子でもズボンが履ける)。衣服が多様化した事により、プレイヤーの頭身がこれまでのシリーズと比べると少し高くなっていて、それに合わせて住人達の頭身も見直されている。
マイデザインは色の自由度が増し、衣服もデザインが多様化したことでより細かく作れるようになった。また、マイデザインはQRコード化して、他のプレイヤーとやりとりができ、服は4つの部分のQRコード化が可能である。家具などを好きな色や柄に変える事ができるようになり、マイデザインを使えば、自分好みの家具に仕上げる事ができる。
これまでと同様、サウンドは戸高一生氏が担当。村の音楽は一新され、より開放感のある音楽に仕上がっている。
また、駅や交番など、過去の作品にあった要素がいくつか復活している。
新要素として夢見の館が公共事業で建てられるようになった
2010年のE3でニンテンドー3DS用として初めて発表され、2012年4月21日のNintendo Directで、正式タイトル「とびだせ どうぶつの森」と2012年秋に発売予定であると発表された。タイトルは、単にグラフィックが3D立体視に対応したという意味だけでなく、ゲームの中の世界と実際の街中の両方でいろんなところに飛び出して、ニンテンドー3DSの通信機能を生かした遊びを楽しんでほしいという意味が込められている。
2012年8月29日のNintendo Directで、発売日は2012年11月8日であることが発表された。販売にはパッケージ版とダウンロード版の両方が用意され、ニンテンドー3DS LL本体に「とびだせ どうぶつの森」のダウンロード版が4GBのSDHCカードにプリインストールされた「とびだせ どうぶつの森パック」も同時発売された。(2012年内の出荷をもって販売終了)。
2016年7月、発売から4年になろうとする本作にamiibo対応のアップデートが実施されることが決定した。
ローカル通信またはインターネットを介して、これまでのシリーズと同様に、よその村におでかけしたり、自分の村に招いたりして、最大4人で一緒にプレイできる。後述する「島」にも一緒に行くことができる。
通常のフレンドのほか、今作初登場の「ベストフレンド」では、ベストフレンドに登録すると、ベストフレンド限定で村に招待することができる。お互いベストフレンドになっている場合は、同じ村にいない時でもメッセージを送りあう事が可能。
後述する「ハッピーホーム展示場」では、すれちがい通信ですれ違ったプレイヤーの家を見学できる。また、商店街に「夢見の館」がオープンすると、夢の中で他のプレイヤーの村を見たり、自分の村を見ず知らずの人に見てもらえるようになる。
今作は村長が公共事業をして、村を発展させる事ができる。
造り方
村長として条例を制定することができる。
船着き場から、カッパのかっぺいが船頭を務める船に乗って、海の向こうにある南の島に行くことができる。運賃は往復1000ベルで、同じ村にいる他のプレイヤーと一緒に島に行くこともできる。
かっぺいは、DS版ではタクシーの運転手、Wii版はバスの運転手に転職していたが、今回は再びゲームキューブ版時代の船頭に戻っている。
常夏の島では、村の季節が冬であっても夏の虫や魚がとれるので、年中楽しむことができる。島でレンタルされるマリンスーツを着る事で海を泳いだり、素潜りも行えるようになった。
ロビーは島でしかない物があるが、これは買うのではなく、「ツアー」であり、島から出発できるミニゲームに参加すると成績に応じてメダルがもらえ、お土産屋さんでそのメダルをお土産と交換して持って帰るという仕組みになっている。
このミニゲームは対戦というより協力して遊ぶゲームであり、またインターネットを通じて、知らないプレイヤーとランダムにマッチングして遊ぶこともできる。
なんと今回はこのミニゲームにコトブキが登場する。村長は引退しまったコトブキであるが、このミニゲームのツアーガイドになった。
今作もクリスマスイブ、お正月、節分、こどもの日などや、つり大会、むしとり大会がある。
今作初登場の「くさの日」は9(く)月3(さ)日に行われるイベントで、村の全ての草を抜いて、家具を貰うことができる。またこのイベントは商店街に「園芸店」がオープンすると開催されるイベント。
ニンテンドー3DS LL とびだせ どうぶつの森パック 【メーカー生産終了】
*1:ただし商店街、通信中などは使えない。