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そう病

(サイエンス)
そうびょう

そう病(躁病 英:mania)とは、精神疾患気分障害の一つ。気分が異常に高揚し、支離滅裂な言動を発したりする状態になる(躁状態が発生する)。
患者自身は治療する必要を感じない場合がほとんどであるが、躁病の人間は他に迷惑をかける事が非常に多く、その社会的予後うつ病よりも悪いとされる。
なお、DSMでは単極性の躁状態双極性障害としているため、DSMに依った診断を行う場合はそう病が診断名として使われる事はなくなっている。

(1) 精神疾患(機能障害)の状態
○2 気分(感情)障害
ICD―10(疾病及び関連保健問題の国際統計分類第10回改正)では気分(感情)障害と呼ばれ、気分及び感情の変動によって特徽づけられる疾患である。主な病相期がそう状態のみであるものをそう病、うつ状態のみであるものをうつ病、そう状態とうつ状態の2つの病相期を持つものをそううつ病という。


(各都道府県知事あて厚生省保健医療局長通知 健医発第1133号 精神障害者保健福祉手帳の障害等級の判定基準について より抜粋)

「そう病」という表記について

以前は「躁病」「躁状態」「躁鬱病(躁うつ病)」というように「躁」という字が使われていたが、近年、鬱病が「うつ病」と表記されるようになってきた事に合わせてか、行政では「躁」の字を各種法令の改正時に「そう」という表記に直しているようである。

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