短歌・俳句・詩・短編小説等が好きな方の集いです。
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1年半の間の細切れを集めたら最後だけ「ですます」調になっていた。1. 彼の幸せ、私の幸せ https://t.co/JrY7tF49CX 2. 「こんにちは、トーア・カマタです」 https://t.co/mSR15Fv9OB 3. 「コント 試着室」 https://t.co/GjIuBz4zej 4.霊柩車を追いかける車の助手席で https://t.co/QCrc9fLsuw
紙の本 VS 電子書籍 どっちが良い? 今回は「紙の本 VS 電子書籍」。をテーマに記事にしたいと思います。今まで散々議論や意見交換が交わされてきたテーマで今更感が否めませんが、敢えて書きます!私は元々紙本至上主義者とも言える紙の本絶対支持者でしたが、ちょっとしたきっかけから電子書籍も日常的に利用するようになりました。その経緯を含め、双方の使用者の立場からそれぞれのメリット・デメリットを書いていき…
あたりは雪に覆われていてとても寒い。見回したひょうしに鞄から落ちた財布を拾う。こんな山奥で雪に埋まってしまったら、少なくとも春までは絶対に見つからないだろう。危なかった。 遠方まで出張に来るのは初めてではないが、今回はこれまでとは少々事情が違う。東京から北海道にまでわざわざ出向いたのは、長い付き合いの取引先に、契約打ち切りを伝えるためである。 普通ならメールや電話で伝えてもよさそうなところだが、相…
『空気の発見』という本を読み終えて外に出ると、秋の虫の声。それは弱弱しくて、ますます哀しさを増しました。肌寒い。顔に当たる風は冷たいほど。昨日までこんなに寒くなかったのに。いつになく空気につつまれていることを意識する帰り道。秋は始まったばかりと思っていたら、初秋も過ぎて、もう秋半ばでしょうか。 冒頭 『私たちは、私たちの周囲にある、紙でも、木でも、布でも、水でも、目で見ることができ、手でにぎったり…
今週のお題「ごはんのお供」 敬愛するコピーライター、岩崎俊一さんが書いた 『幸福は、ごはんが炊かれる場所にある。』(2009年HottoMotto) というコピーがあります。つやつやの炊きたてごはんから立ち昇る白い湯気は、確かに日常のささやかな、でも、かけがえのない幸せそのものという感じがします。 私は子供の頃から白米が好きで、炊き込みご飯の日は母に「白いごはんがよかったのに」とよく文句を言いまし…
-目次- 曹操の挙兵時から従う武将 騎兵を率いて各地を転戦する 不利な自軍を励まして奮闘する 曹操に進言して勝利に導く 曹仁、敗北を知る 関羽から樊城を死守する 曹操の挙兵時から従う武将 曹仁は、曹操の養祖父である曹騰(そうとう)の長兄・曹褒(そうほう)の孫にあたり、曹操とは直接の血縁はありません。 190年、各地で董卓討伐の兵が挙がった際、1000人余りの若者を集め、暴れまわります。その後は曹操…
最期の場所 セミ どこにそんな力が残っていたのだろう 道に横たわっていたアブラゼミ 命がないものと思って 手に乗せた その手を払いのけるように 飛んでいった 穏やかに最期を迎える場所を目指して 飛んでいった
「来週、モリモリデーがあります」 帰りの会の最中、先生がニヤニヤしながら言った。 なんだそれは。 ぼくは想像力をフルに働かせて考えた。 「森くんや森さんが1日王様になってみんなを奴隷扱いできる日」 もしくは 「みんなで校庭に集まって、せーので下からモリモリ出す日」 なのかもしれない。 一日奴隷になるにしろ、校庭に出てせーのでみんなで脱糞するにしろ、これはどういうことだろう。ギネスブックにでも載せる…
二十年かけて乗った鈍行は、とんでもない僻地に辿り着いた。そこには何もなく、褪せた荒野が広がっていた。 私は何処にきてしまったのだろうと思った。 連れ合いはおらず、両親の姿も見当たらない。独りだ。 私は、こんな何も無い土地は捨てて戻ろうと思ったが、戻る列車すらこの土地には滅多にやって来ないだろうと思われた。 私は、待ってみようと思った。少し。 この何も無い土地がなんであるかを確かめるために。 すると…
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