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「しずおか」の名前の由来となった静岡市の賤機山(しずはたやま)のふもとにあるのは、静岡浅間神社と臨済寺が有名ですが、徳川家康ゆかりの2つの寺社を紹介します。 安西寺 安西寺は時宗のお寺です。 松高き丸山寺の流れの井 いくとせすめる秋の夜の月 (徳川家康) 慶長5年(1600)9月13日に徳川家康が詠んだ歌ということですが、これは関ヶ原の戦いの2日前で、駿府にはいなかったと思われるので、おそらく異説…
がんによる死亡は人口を減少させ、労働年齢の人口を減らす。罹患すると生産性は低下、欠勤が増加する。がん患者がいる世帯は、貯蓄の一部を自己負担の治療費に充てることになる。がん治療費の保険負担分は、国によって健康保険の制度は異なるが、一般的に民間健康保険料と公的健康保険税の増加につながり、それは国全体の総貯蓄と投資の減少に繋がる。このようにがんは国家さらには世界に経済的負担をもたらしているが、その規模は…
走査電子顕微鏡により表面を観察できるとのことでしたが、観察される細胞は生きている状態なのでしょうか、あるいは固定されて死んだ状態なのでしょうか。 という質問がありました。 電子線は高真空状態でないと散乱してしまいますので、「通常の」電子顕微鏡の内部は高真空であり、生きた細胞を入れることができません。標本は固く固定したあとで重金属を表面に蒸着させるなどの処置を行うのが普通です。ただ、生きた細胞や個体…
2010年にアロマテラピー検定1級合格して以来、「もっと知りたい」「勉強したい」とインプット歴とできるようになったことをご紹介しています。 今回は第3回。書籍・ウェブからの学び、です。 これも星の数ほどありますよね…実際に手元にある書籍の数もなかなかのものになりました。どう選んでご紹介したものか… インプット歴その3:書籍・ウェブ 書籍の探し方:アロマ関連専門書 AEAJ会報誌の関連書籍紹介コーナ…
こんにちは。 前回に引き続き、ジャーナル投稿についてお送りします。 後半の今回は【投稿篇】です。 1:論文の投稿先 これが大事になってくるのは、見当違いなジャーナルに出すとリジェクトされるだけでなく、編集部が査読に回す前に不採択を決定する“エディターキック(Editor Kick)”の決定がなされるのにも、まるまるひと月以上かかって、労力ばかりか時間も費やしてしまうからです。 アクセプトを待ってい…
日々が過ぎるのは早いもので、あっという間に日々が過ぎ、すっかりこちらのサイトを放置状態となってしまっていました。 このサイトは、ずっと長く書いているものなので、引き続き、書いていきたいと思っています。活用としては、やはり日記の位置づけが使いやすいのかなあ。noteも書き始めたので、それぞれどう書き分けるか、揺れながら、ですかね。 やりたいことを100リストアップする、というのがちょっと前に流行りま…
2022年ふりかえり 今年も振り返りをしております。 振り返りの締め切りすらギリギリになってしまい,まるで今年を象徴するようです。 これまでの振り返り 連載 1年単位で考えると,今年の間に3回連載残っていたようです。 すっかり何年も前のことのような気がしますが,この3回が今のマルモ関連の活動の基礎となっている気がします。大変良い機会をいただきありがとうございました。 執筆関連 今年は,10冊の書籍…
海外旅行に行く時にどうしようかなと考えるのが通信手段。 Wifiがあるところしか行かないなら不要ですが、そうでない時にはやはり通信手段がないと不便です。 自分自身も前まではポケットwifiをレンタルして持ってくことが多かったですが、 最近はeSIM一択となりました。 eSIMの良いところはなんと言っても安くて便利なところ! 今回はこのeSIMについて自分で利用した経験も交えて解説したいと思います。…
本記事では、学振DC申請書を見ていて内容に差がついたと思われるポイントを4つ挙げて分析し、差をつけるための準備について考察しています。 差がついたポイント 1. 研究計画の完成度、申請者の貢献度 2. 予備データ 3. 業績 4. 自己分析パートの独自性、研究との関連性 他の申請者と差をつけるための準備(ラボ選び、人脈、運要素もあり) 1. 研究計画の完成度、申請者の貢献度 研究計画の完成度は一番…
「ブログのように総説を書く」シリーズ、今年2報目です。 今回は、エディトリアルボードをやっている合成生物学の雑誌SynBioに総説を書きました。 「プログラマブルタンパク質(Programmable proteins):標的特異性、プログラミング性、将来の方向性」 プログラミング可能なタンパク質(プログラマブルタンパク質Programmable protein)は、in vitro および in …
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