海外文学が好きなひとのためのグループです。イメージは生田耕作が設立した出版社、奢覇都館の謳い文句、「低俗と量産の時代に、敢て問う誇り高き少数者の声」。
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どうも〜 昨日の記事で私はよく空想、妄想しますーっていうことを書いたんだけど↓ zukiko2047.hatenablog.com その中で最近どんな空想をしたかなっていうことを書こうと思って。 変人であることは自分でも自覚しているから許して〜 私は数ヶ月くらい前からイマジナリーフレンドを作るようになった。 自分の部屋で1人で過ごすことが多かったからか、友達と頻繁に遊ぶような人じゃないからか、人と…
どうも、つんどくです。 最近は純文学がマイブームでして今回は梶井基次郎『檸檬』をご紹介していこうと思います。
僕は一時期ボラーニョのファンだった。今もそうかもしれない。でもボラーニョのことを大してわかっていないと思う。 彼の小説を読んだのはたまたま、僕が住む田舎の図書館で翻訳された彼の小説を取ったがためだった。あまり期待せずに「センシニ」を読みはじめ、そして魅了された。「鼠警察」はあまり類例のない悪との対決を描いていてかっこよかったし「野生の探偵たち」はパンクだった。「はるかな星」も「第三帝国」もよかった…
一週間、ちょっと勉強して、週末にはSPIを2本受けたので、気晴らしに読書。 DMMブックスより。 アリスマ王の愛した魔物 (ハヤカワ文庫JA)作者:小川 一水発売日: 2017/12/28メディア: Kindle版 これも読みたくて欲しいものリストインしていた作品。全5篇からなる短編集だ。 AIから人格への過渡期にある機械達を扱った作品が2篇。 一つ目はバイクAI、二つ目は自動運転とAIという乗り…
今週のお題「おうち時間2021」 もう少し多く読めるかなと思っていたが、結果、4月の読書量はこんな感じ。久しぶりに読書生活に戻り、読みたい本も新たに増えてきた。新緑の時期だけれど、おうち時間必須なので、5月も引き続き読書が進みそう。引き続き電子書籍に慣れる練習中! 4月の読書メーター読んだ本の数:7読んだページ数:1899ナイス数:11Goldschatz: Romanの感想ある大学生の女の子が遠…
ひとことで言うと、変な小説。ただ、「変」とは言っても、芸術への情熱に裏打ちされた「変」さに、私は惹きつけられる。そんな小説だった。 あらすじは、こんな感じ。30歳非モテ青年がいきなり男子校にぶち込まれ、そこで起こるなんともバカバカしい諍い(「顔つきくらべ」???)に巻き込まれつつ、これまたいきなり連れて行かれた下宿先のギャルにひと目惚れして彼女を覗き見しつつ妄想大爆発、かと思えば作者の小説論が挟み…
アンドレ・ブルトン著 巌谷国士訳 ナジャ まず、訳註の熱量がすごい。これだけ長くても私が最後まで参照しながら読めたというのもすごい。しかし註を先に読むか後で読むかというのは悩ましい問題。 作品の感想を書くのは難しい。見知らぬ大きな家の中で迷ってしまったような感触。根本的に私はこの作品が何を書こうとしたのかが掴めていない。シュルレアリスムの小説と思い込んで読みはじめたせいで余計に迷子になったのかもし…
Scholastic Classics: Irish Fairy Tales, Myths and Legends (English Edition) 作者:Fanning, Kieran 発売日: 2020/03/05 メディア: Kindle版 ジャンル:民話、神話 ページ:256 あらすじ アイルランドで昔から語り継がれている民話、そして神話をわかりやすくリライトした民話・神話集。ハロウィー…
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