海外文学が好きなひとのためのグループです。イメージは生田耕作が設立した出版社、奢覇都館の謳い文句、「低俗と量産の時代に、敢て問う誇り高き少数者の声」。
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www.youtube.com Joy Division - Transmission [OFFICIAL MUSIC VIDEO]The Best of Joy Divisionジョイ・ディヴィジョンオルタナティブ¥1630 Don't walk away, in silence 寒い寒い。 寒いと気分も沈むのだけどな。 あまり下がったりもせず上がったりもせず。 しかし無気力無表情。 読みたい本…
今日は6時から暗い寝室で端末を開いた。 金曜日、新幹線の中で落書き帳にスケッチしていた資料イメージを、パワポ上で実際に資料化する段がきたのだ。 メモを机に広げ、さっそく画面に向かう。早く資料ができあがれば昼のミーティングまで仮眠するつもりだったが、結局は待ち時間ギリギリで完成に至った。 なにせ、もっとも重要なページを作るのに4時間もかかったのだ。6時に起きておいて本当によかった。昼食をはさんで、連…
こんにちは!イギリス在住読書ブロガーのゆず(@ybook21)です! 今回は、八幡和郎さんの『日本史が面白くなる「地名」の秘密』という作品をご紹介します。 (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a; b[a]=b[a]||function(){arguments.currentScript=c.currentScript ||c.scr…
『しろがねの葉』千早茜 ★★ 新潮社 2023.2.4読了 千早茜さんの小説は過去に1冊だけ読んだことがある。女性ならではの細やかな表現が際立ち、何よりもとても読みやすかった。しかし他の作品をなかなか手にする機会がなく。今回読んだのは、ずばり直木賞受賞作だから。これに尽きる。直木賞という単語の威力は凄まじい。 実はこれ大河小説なのだ。千早さんが書くイメージは全くなかったから驚いた。となると小川哲著…
シリアの反政府デモが内戦に転化する2012年を中心に、現地を取材したジャーナリストの記録。 アサド支持者、デモ参加者など、シリアの一般市民の体験談をまとめている。 所感 シリア反乱勢力には空軍力がなく、シリア政府軍はヘリコプターなどで爆撃を行っている。悪名高い「たる爆弾」は、たるにつめた爆薬を単に空から落とすだけのものである。軍事的には低強度紛争だが、その被害は甚大である。 en.wikipedi…
絵もない花もない飾る言葉も 彼らの存在の危うさ、はかなさ、存在の目的と意味について考える。存在意義など、だれも—彼ら自身でさえも―問うたりしないのだが。(p.321) <<感想>> どうせこの第3集って、目玉はフラバルでしょ?という(大方の)見方を見事に裏切る完全なるダークホース。大変な傑作である。 私はそれすら知らずに読みはじめたのだが、本作はいわゆる物語作品というのとは異なる。アフリカを取材し…
香君 (上) 西から来た少女 (下)遥かな道 上橋菜穂子 (文春e-book) 上橋菜穂子の最新ファンタジー。しかし,ファンタジーと呼ぶにはあまりにも現実味を帯びている。人々の危機を救うのに魔法も武力もいらない。ただ正しい知識と理性と,他者を思いやる心と勇気が必要だという物語。でもそんな小賢しいことを考えるより,心を開いてアイシャという少女に寄り添って,わくわくする豊かな物語を楽しんだ。 帝国の西…
浅井建爾『日本の駅名 おもしろ雑学』(三笠書房)松本侑子『アメリカ・カナダ物語紀行』(幻冬舎)ジェームズ・ヘリオット『犬物語』(集英社)綾崎隼『赤と灰色のサクリファイス』(KADOKAWA)綾崎隼『青と無色のサクリファイス』(KADOKAWA)池上彰『世界を変えた10人の女性』(文藝春秋)神永学『革命のリベリオン 第Ⅰ部 いつわりの世界』(新潮社)神永学『革命のリベリオン 第Ⅱ部 叛逆の狼煙』(新…
相変わらず2022年の振り返りを翌年の2月にするというゆるゆるぶりですが、今年も昨年読んだ本の中からお気に入りの数冊をご紹介します。 2022年に読了した冊数は再読も含めて36冊。ヒィ〜近年で一番少ない!それもそのはず、「京極夏彦「百鬼夜行シリーズ」の聖地巡礼をしてみた」の記事作成のため、鈍器並みに分厚い京極夏彦氏の本を中心に(36冊中の半数近くの14冊)読んでいたからでした。氏の本は常にサイコ〜…
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