文藝、創作、現代詩、思想、批評、藝術、音楽、哲学… 「ことば」のためのグループ。
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「リテラシーがない=馬鹿」という風潮 SNSにおける当事者意識 『アスペルガー大学生』運営報告 「リテラシーがない=馬鹿」という風潮 社会で生きていく上で直接評価されるわけではないけど必要な能力というものは多くある。その最たるものは「リテラシー」ではなかろうか。 リテラシーがあることを自慢しても馬鹿の一つ覚えでしかないかも知れないが、 リテラシーがない=馬鹿 という風潮は確かに存在するだろう。 リ…
フラクタル構造のように無限に分岐する京都。 その可能世界の一つが主人公・堅書直実だった。 本作は、一人の人間が選択する行動によって分岐する世界を描写している。 最近のアニメ作品では、『彼方のアストラ』(2019)が近いテーマを掲げていた。生物学的に同じ人間であるはずのクローンが、異なる経験によって異なる人間として成長する。『彼方のアストラ』はその差を、人との出会いとかけがえのない友情・絆という形で…
みなさんは、CDやDVDは買う派ですか? レンタルする派ですか? 私はレンタル派で、めったに買うことはないのですが、これまではレンタルするにあたり、残念に思うことがありました。 それは、マニアックなものは近くの店舗を探しても見つからないことです。 クラシックやイージーリスニング、サントラやあまり有名じゃないアーティストのCD、昔すぎるドラマのDVDなどですね。 それを宅配レンタルで解決できた、とい…
美しい本を見つけました。 何がどう美しいかは説明が難しいのですが、本を思わず手にして「美しい」とつぶやいてしまいました。 著者は東大病院医師、稲葉俊郎さん。 日々医療現場で臨床医として働き、2011年3月311日の震災で医療ボランティアとして駆けつけた経験を「呆然と立ち尽くすしかなかった」と語っています。 そんな稲葉医師が「こころ」「からだ」「たましい」「いのち」と呼ばれているものはどういうものな…
こんにちはザムザです。東京都美術館で開催されている『クリムト展 ウィーンと日本 1900』に行ってきました。そこでクリムトについて感じたことを書いてみようと思い、いざ書きだしてみたらマッチュが主役になってしまいました。というのもクリムト展にはクリムトと同じくウィーン分離派であるマッチュの作品もあったのです。 予定を逸れて今回書きあげてしまった記事は、クリムトではなくマッチュの作品である「女神(ミュ…
1. 哲学者と、人のシアワセ・行動原理を考える 2. ビジネスパーソン × 哲学者 の対談は、いかに! 3. 金融業界には、哲学やってた人が多い? 1. 哲学者と、人のシアワセ・行動原理を考える オンライン連載記事に、哲学のコトがのってた↓↓ 霊長類学、宗教学、哲学、アドラー心理学、脳科学のそうそうたる泰斗を訪ね、人間の幸福と行動原理の本質について議論しました。 (中略) これら5分野の学問…
その時は突然に訪れる。 きのこ帝国の活動休止。 シゲが親の稼業をつぐことで、メンバーが3人になってしまうが、他のベースを入れて演奏している姿の想像がつかないので活動休止とのこと。 なんとなく、予兆のようなものは感じていた。 メンバーそれぞれのソロ活動。 「夢見る頃を過ぎても」。 結成10周年ツアーでの何とも言えない空気のMC。 「タイム・ラプス」をリリースしてから、話題に上がることが少なくなったと…
桜が咲いて花が散って 緑が芽吹いて心は萎んだ 真っ直ぐな子供だった私を置いて 私は大人になっていく 中学生の3年生の頃のことだ。 クラスに好きな男の子がいた。 落ち着いた雰囲気なのに 友達とジャレている時はとても無邪気で そんなところが好きだった。 女子なんてものは盛り上がると無責任なものだ。 そんな事実はなくても 気のせいでも 誰かの片思いは日常に湧く刺激なのだ。 「ねぇ、今見てたよ!気になって…
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