ブログで小説書いてる人!是非是非お入りください!
はてなブログを持っていれば、誰でも参加できます。
僕のお父さんはウルトラマンです。 いつからだったかは忘れたけど、途中でウルトラマンになりました。 僕がうんと小さい頃は、お父さんは毎日仕事で忙しそうでした。 だけどいつからだったか、お父さんは仕事に行かずに遅くまで寝ているようになりました。 休みの日に僕がテレビでウルトラマンを見ていると、お父さんが起きてきたので、「お仕事には行かなくていいの」と聞きました。 するとお父さんはテレビをじっと見て、「…
第25話 1974年 4月 21日 日曜 13時30分 〖春のサイクリング〗 自転車にまたがってペダルを踏むと、春の陽気と心地よい風が体を包み込んだ。今日は絶好のサイクリング日和だ。 約束の集合時間は9時30分だったが、集合場所にした駅前には20分早く到着した。僕は自転車から降りると、駅舎入口手前のベンチに座った。水筒のフタを回してお茶を飲んでいると、どこからか小鳥のさえずりが聞こえてきた。耳を澄…
生きることの困難さを何よりも知っている。
3学期……。 このクラスで、最後の学期が始まる………。 メイ「ってこらー!!重いよ、始め方…」 アン「あー、やっぱりそう…?」 メイ「ほら、いつものあれ、早くやってよ!」 アン「じゃあ……、」
3部 光の子供と闇の子供(The Children of Light and the Children of Darkness) 民主主義をより悲観的な視点から分析し、また擁護することがこのエッセイの目的である。自由主義のあまりに楽観的な人間理解は、民主主義への幻滅を生みかねない。 そこでニーバーが取り上げるのがキリスト教的人間観である。 1 光の子と闇の子 民主主義と国際普遍主義に根付く、人間の…
ホーマット伯爵がこもる建物は、その外観だけであれば、ただの石造りの貴族屋敷に見える。だがその立地は、二層の水堀に囲まれた、周囲からは少し高さのある土地の上。敷地が狭いというだけで、その構造は城と同じだ。屋敷に入るには水堀の上にかけられた橋を渡るしかない。正面から見る限りはそうだ。大軍で寄せることは出来ない、攻めるには難しい拠点だった。 まずは橋を渡りきり、建物を囲む壁までたどり着くこと。門を破るか…
Amazon新生活セールが始まります。 速報をお知らせします。 キャンペーンへのリンクはここから
孤独な彫刻家が、亡くなった妻をモデルにした彫像の腹に、泥を塗り固めて膨らませ始めた
ある事件が新聞の第一面を飾った。「謎、真夜中の十字路で少女死亡」事件の詳細は以下、名前:萩原すみれ年齢:4歳場所:京都市内猿塚公園横の十字路死亡時間:午前0時から5時の間発見時状況:早朝5時、十字路の真ん中に路上に横たわっており、 パジャマ姿で眠った様に死んでいる。 新聞配達員の発見時において既に死亡。検視結果:身体に一切外傷は無し。低体温症にて死亡?子供部屋状況:窓の鍵は掛けられておらず窓は開い…
「海のなか」もいよいよ最終局面になってきました。以下の登場人物紹介を読んで完結までお付き合いいただけると嬉しいです。今回の登場人物紹介は今までのまとめ記事に載せていたものに大幅加筆しています。以下には「海のなか」(39)までのネタバレも含みますのでご注意下さい。 【海のなか あらすじ】 とある夏の日、少女・夕凪は海の底にて美しい少年と出会う。少年は夕凪と昔会ったことがあると告げて…。愛と執着の境目…
Next page