ミステリ好きの方・ミステリのおける探偵のキャラの立ち方が好きな方・ミステリがもたらすカタルシスに酔いしれたい方。ミステリの持つ魔力に囚われた方も囚われそうな方も今から囚われる予定の方も、どなたでも大歓迎。
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線画からibis Paint Xで描画していますが、先日色を塗った大日如来坐像(円城寺、運慶作)にフィルター(同心円波グラデーション)をかけると何やらおどろおどろしさが… 更にグラデーションの色と波長を変えると、ありがちですがメディテーション的な雰囲気に。 グラデーションの色を「虹」に変えたらこんな感じに。少しやり過ぎです。 keepr.hatenablog.com
最後の証人 「佐方貞人」シリーズ (角川文庫) 作者:柚月裕子 KADOKAWA Amazon あれ、柚木裕子さんってこんな感じだったっけ? 「孤狼の血」から入って「盤上の向日葵」でなんかいいじゃんって思って、何の気なしに手に取った本作。 酒酔い運転による交通事故で息子が亡くなったにもかかわらず、公権力行使で犯人が不起訴となり、冗談じゃねーぞと立ち向かう夫婦のお話です。 序盤から色々違和感ありつつ…
凄く良かった。 終末、廃退した空気、淡々と進む展開。非常に好みのシチュエーションで、楽しんで読めました。滅びるのが決まった世界で、死を待つのみの状況で起きる殺人。興味が湧かないわけがない。 事件を追っていった末の結末は苦さがありつつも明るい光がありました。 ただ、難点としては真犯人の動機がいかにもな感じだったのは物足りなかったです。しかし、ミステリとしてぐいぐい引っ張られる魅力がありました。 小春…
こんにちは。「売れないブログの作り方」です。 今回は売り上げの話なので、「このブログがいかに売れないか」わかると思います。 「売れないブログの作り方」については過去にこんな投稿をしています。 自分でも何を書いたか忘れています。 相変わらずブログは読まれませんか? もうすぐ、ブログがリブートして1年になりますが…… なんと1日15~25人くらいにアクセスが増えました。 正月前に謎のアクセス数増があり…
あなたへの挑戦状作者:阿津川 辰海,斜線堂 有紀講談社Amazon 本書には、あなたへの挑戦状が含まれています。『紅蓮館の殺人』『透明人間は密室に潜む』の阿津川辰海と 『楽園とは探偵の不在なり』『廃遊園地の殺人』の斜線堂有紀が 「あなたへの挑戦状」というテーマで小説を書いて競い合う! てっきり読者への挑戦状だと思ってしまうやん。 ずるいっ! 『「あなたへの挑戦状」というテーマ』という表現も異議あり…
米国で圧倒的人気の女刑事シリーズ最新作! ある夜、ボストンの住宅街に響いた銃声。警察が駆けつけると、部屋には頭を撃ち抜かれた男の遺体と12発の弾丸を受けたコンピュータ、そして銃を手にした男の妻がいた。殺人容疑で逮捕された妊娠中の妻イーヴィは容疑を否定するが、彼女は16年前の16歳の時に、父親を誤って射殺してしまった過去があり、当時彼女を取り調べたボストン市警部長刑事のD・D・ウォレンは早速この事件…
~はじめに~ 本日ご紹介するのは東野圭吾著「希望の糸」である。本作は刑事・加賀恭一郎が登場するシリーズの一作である。私自身このシリーズをすべて読んでいるわけでもなく本作でも加賀がメインで活躍するわけではないので、東野圭吾の一作品として読んでみた。 以下、ネタバレを含みます。 未読の方はご注意下さい。 ~あらすじ~ ~おもしろいポイント~ ①家族・血のつながり ②希望の糸 ~最後に~ こちらの記事も…
新年になって色々な神社を詣でると様々な祭神の解説があったりと楽しいですね。多神教というとギリシャ神話や北欧神話が浮かびますが、日本の八百万の神々もそれに負けず劣らず魅力的です。日本においては仏教の伝来とともに一時期は勢力が弱まったり、逆に明治の世には廃仏毀釈運動が起こったりと仏教との勢力のせめぎあいみたいなイメージがあります。あんまり詳しくないですが。 火の鳥 14 作者:手塚治虫 手塚プロダクシ…
密室黄金時代の殺人 雪の館と六つのトリック (宝島社文庫) 作者:鴨崎暖炉 宝島社 Amazon 22年末に出た新作が目に留まって気になってしまい、1作目を探したら丁度冬に読むのに良さそうだということで、他にも未読の本を抱えているにも関わらず買ってしまった一冊です。 年末に出た方の作品はこのミスでもTOP5に入れている評論家の方も多かった印象です。 まずこの本を読んで素直に思ったことですが、自分が…
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