読書好き
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「リテラシーがない=馬鹿」という風潮 SNSにおける当事者意識 『アスペルガー大学生』運営報告 「リテラシーがない=馬鹿」という風潮 社会で生きていく上で直接評価されるわけではないけど必要な能力というものは多くある。その最たるものは「リテラシー」ではなかろうか。 リテラシーがあることを自慢しても馬鹿の一つ覚えでしかないかも知れないが、 リテラシーがない=馬鹿 という風潮は確かに存在するだろう。 リ…
「日常生活に潜むリバタリアニズム」(=「わたしが働いて得たお金はすべてわたしのものだ」というロジック)を批判する主張(引用メモ)を紹介する。批判対象は主にロック的所有権論=ノージック的リバタリアニズムである。具体的には、租税の正義論・分配的正義論にもとづく再分配政策(生存権保障)の正当性根拠、「人」ではなく「現象」に対処するという社会保障のあり方、サンデルの「生の被贈与性」*1、ロールズ正義論の核…
美しい本を見つけました。 何がどう美しいかは説明が難しいのですが、本を思わず手にして「美しい」とつぶやいてしまいました。 著者は東大病院医師、稲葉俊郎さん。 日々医療現場で臨床医として働き、2011年3月311日の震災で医療ボランティアとして駆けつけた経験を「呆然と立ち尽くすしかなかった」と語っています。 そんな稲葉医師が「こころ」「からだ」「たましい」「いのち」と呼ばれているものはどういうものな…
Free-PhotosによるPixabayからの画像 私は、2018年4月に都内の国立理系大学院に入学しました。それから2ヶ月経過した頃に学校常駐の精神科医から「適応障害」という診断を受けました。それから大学院を半年間休学(2018年10月~2019年3月)し、2019年4月に復学しました。 適応障害になってから、初めて自分自身と真剣に向き合うようになり、苦しくも充実した1年間(現在2019年6月…
人間至上主義に変わる新たな宗教はデータ至上主義。 人間の特権であった意識=個人の経験が至上の価値観の源だった時代が終わり、自分以上に自分をよく知るデータフローが、あらゆる選択にベストな選択肢を提示する時代が訪れる。 個人の意志決定の価値は失われ、投票と合意に基づいた自由主義も死を迎える。エリート層は経済的価値を失ったその他大勢の人間を見捨てて能力的にアップグレードされた超人へと変化する可能性がある…
せどりって漁師っぽくないですか?店舗にしろ電脳にしろ、なにがしかの道具を携えて大海原に漕ぎ出し、時には回転の速い人気商品を、時には利益ドカンの大物を探してエンドユーザーにお届けするという点は同じですよね。 そこで重要になってくるのが勘であったり、アンテナの貼り方っていう経験値によってやるのか、そんなもんは帳消しになるぐらい便利なツールでもってせどるのか。 TVの特番でたまに漁師の一攫千金ものを見か…
「他人が必ず、あなたに従(したが)う黒すぎる心理術(ロミオ・ロドリゲス・Jr 著:PHP研究所出版)」の書評です。 本書の説明 Amazon内容紹介から引用 ●「黒すぎる心理術」の世界へ、ようこそ! 本書では、あえて心理術の黒い部分にフォーカスし、その強烈なパワーを日常生活やビジネスライフに活かしていただく方法をご紹介します。マインドコントロール、洗脳、人心掌握術……。どのキーワードを見ても「悪」…
1. 哲学者と、人のシアワセ・行動原理を考える 2. ビジネスパーソン × 哲学者 の対談は、いかに! 3. 金融業界には、哲学やってた人が多い? 1. 哲学者と、人のシアワセ・行動原理を考える オンライン連載記事に、哲学のコトがのってた↓↓ 霊長類学、宗教学、哲学、アドラー心理学、脳科学のそうそうたる泰斗を訪ね、人間の幸福と行動原理の本質について議論しました。 (中略) これら5分野の学問…
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