詩、和歌、エッセイ、歌詞、小説などなど、言葉を紡ぐ人たちのグループです。 作品投稿・交流用スペース → http://space.hatena.ne.jp/~/14217943783081207203
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彼が担当するメロディに入る。ソロパートだ。静かな緊張と、若さゆえの自信から、息は僅かに震えているように聞こえる。でも力強い。高音も安定している。むしろその僅かな震えが、フロアの空気を揺らしている。そして空気の振動が、観客の内部を揺らし始める。どよめきが感嘆に変わっていく。キレイだ。僕には、彼が遊んでいるように見えた。誰よりも楽しんでいるのだ。
世間一般で言われる幸せだったり、社会での評価を取りつくろうことはできる。だけどぼくらは自分を生きているんだろうか。こどもの頃にそばにいてくれた人たちは、そのときのぼくらが持っていた大きな時間に、漠然とした希望を感じていた。今に立つぼくらは、それに答えているだろうか
5月の誕生日が待ち遠しくて 毎日、あしたは何月?と尋ねる長女に 実はママ今日誕生日なの! って嘘ついちゃいました。 ママの誕生日は10月だって知ってるけど うっかりだまされるお姉さん… あまりに喜んでおめでとうを 日に何回もゆってくれるもので どうしようかなーと思いながら、 だまーってました。いちにち… お風呂に入ってる間に パパがバラしてくれたのですが(^_^;) 面白い嘘がつけるほど ユーモア…
義務という場所で 退屈という檻で 絶望という日々で 輝きを保つ無心で書きなぐり フィクションに没頭し メロディーと同化して 魂を震わせる城壁で身を守り 想像を膨らませ 創造を作り出し 救われる人がいる苦しみの中でこそ 作られるものがある弾かれた人こそが 作り出すものがある
無気力状態にある人、何もかもどうでもよくなってしまった人へ。そんなあなたが、もしかしたら共感できるかもしれない小説「北の駅路」(井上靖)を紹介します。 作品情報 起:謎の送り主 承:底のない堕落 転:助け舟 結:本の限界 解説:底のない堕落を抜けるには
先日メールチェックをしていると、ヤマトから「明日荷物をお届けします」というメッセージが届きました。 荷物を頼んだ覚えがないのでなんだろうと思っていたところ、届いたのはアットコスメからのプレゼント! まさか当選するとは思わなかったので驚きです。運よく当選したのは、2021年から始まった新キャンペーン。 スキンケアアイテムを中心とした、全10アイテムのサンプルが入った豪華セットのプレゼントをいただきま…
朗読を聴く方はコチラ↓ youtu.be 中学一年の秋。二学期が始まってクラスの席替え。私の左斜め前に座る事になったM君。 私はいつの間にか彼を好きになってた。席が近かったので絡むことも時々あったからかな?いつも斜め後ろの席から彼を見つめているのが嬉しくてしょうがなかった。そんな日々が始まった。席の近かった何人かの男子と女子との仲間の輪に私も入っていられたので、彼と一緒にいられて嬉しい毎日だった。…
一個100円。 賞味期限内に開封しないと聞くことができない。 賞味期限は100年。 指定サイトに録音データをアップロードすることで缶詰を作成可能。最寄りのコンビニで一時間以内に受け取れる。 開封後三日間その音を聞くことができる。 開封から四日目以降、その音を聞くことができなくなる。 廃棄時は自治体のルールに従って分別してください。
美しくありたいと言った みんなそんなもんさ足りないものなんて数えたらきりがないくらいある 綺麗な花びらとかまっすぐな茎とか時々それを意識しては自己嫌悪 隣を見ては自分にないものを探す息をするのが苦しいんだ こんななのに同じように酸素を消費してる謝ったって意味なんてないって 自分でよく分かってるんだ気づいたらひねくれた茎のせいで日陰にいた それなのに貪欲に水を吸い上げる根生きろよってことだろう 醜さ…
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