詩、和歌、エッセイ、歌詞、小説などなど、言葉を紡ぐ人たちのグループです。 作品投稿・交流用スペース → http://space.hatena.ne.jp/~/14217943783081207203
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1. 哲学者と、人のシアワセ・行動原理を考える 2. ビジネスパーソン × 哲学者 の対談は、いかに! 3. 金融業界には、哲学やってた人が多い? 1. 哲学者と、人のシアワセ・行動原理を考える オンライン連載記事に、哲学のコトがのってた↓↓ 霊長類学、宗教学、哲学、アドラー心理学、脳科学のそうそうたる泰斗を訪ね、人間の幸福と行動原理の本質について議論しました。 (中略) これら5分野の学問…
お気に入りの席でカーテンに隠れて 読みたくもない本を開く 窓から吹く風は 砂埃をいれてきた 気になるあの子なんて僕にはいない となりのあいつは おもしろい話をしてくる 無理やり席から乗り出して ひっそりと「ここ死神がいるらしいんだ」 僕が連れてきたんだ この世界をゲームオーバーにするためさ 名前のない彼は僕とそっくりで スーツ姿のくたびれたオヤジだ 当てられた席でふんぞり返って 当たり障りのないや…
女の子と仲良くなりたい……。恋人とまでは言わない。何でもいいから女の子と話したい……。 そう思いながら女性と連絡を取った結果、ピル代3万円をぼったくられそうになった男、僕である。 職場や学校であまりいい出会いがない男女が、お互いの恋愛や結婚願望を満たすためにこぞって登録しまくる、集客の戦略としては完璧過ぎてぐうの音も出ないサイト。 人呼んで出会い系サイト。 その運営側の思惑通り、僕も一時期出会い系…
好き 好きだ、と 認識する 瞬間に 笑った顔が浮かぶ 声が浮かぶ 私の知らない女の人に愛されているあなた あなたの前ではかわいい女でいられるわたし どこまでいっても交わらないだろうとわかっている 目指す場所などない 完成も正解もない ただ今日も私はあなたの姿を見つけるたびに 好きだと認識するのです “ANJYU
桜が咲いて花が散って 緑が芽吹いて心は萎んだ 真っ直ぐな子供だった私を置いて 私は大人になっていく 中学生の3年生の頃のことだ。 クラスに好きな男の子がいた。 落ち着いた雰囲気なのに 友達とジャレている時はとても無邪気で そんなところが好きだった。 女子なんてものは盛り上がると無責任なものだ。 そんな事実はなくても 気のせいでも 誰かの片思いは日常に湧く刺激なのだ。 「ねぇ、今見てたよ!気になって…
小学校時代、2年間だけシンガポールに住んでいた。父の海外赴任が理由で、ちょうどバブルが終わりに近づいている頃だった。 時代が時代だったせいか、現地には似たようなサラリーマン家庭が多く、日本人は大勢いた。私は日本人小学校に通っていたから、海外と言っても、実はそこまで日本の生活と大差ない。当時は小2、小3で生活圏が限られているし、食事も日本食が多かった。大人側では、きっと駐在員生活特有のあれこれがあっ…
1、あらすじ 2、感想 3、司馬遼太郎対山田風太郎 1、あらすじ この作品の面白さは、すべての男の登場人物が女によって失敗するということだ。惑わせた女は三人、篝火、漁火、右京太夫だ。 篝火は遊女であるが、非常に人気のあった遊女だ。若い伊賀忍者である笛吹城太郎と出会い、夫婦になると誓い合う。伊賀忍者には所帯を持つにも許しがいる。その許しを伊賀忍者の棟梁、服部半蔵から得ようと、篝火と城太郎が伊賀の里へ…
切り落とされる長い髪を見送った錯綜する十字架が降り注ぐ清潔な箱庭で16になる君は、今も絵本を読み続けている 海の底で眠るレプリカ模造品なんていらないわ床の上で窒息した人魚の死骸を葬送する魚たちは液晶の、中 玩具だった私たちは想像上の水平線を綱渡りしている この光が人工でも君に見てもらいたかった
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