本を読んだ感想などなど
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作品情報 評価 書評と感想 作品情報 老化研究をはじめる前に読む本作者:高杉征樹羊土社Amazon 評価 ☆☆☆☆(最高評価は☆5つ)
小学校の図書室に、世界の昔話のシリーズ本がありました。 お気に入りで、世界各地のお話を読んでいました。 そこで憶えた問いかけとその答えがあって、でも最後の一つが思い出せなくて、気持ち悪かったのです。 15年以上経っても気になっていて、今住んでいるところの図書館で検索してみたらたぶんこのシリーズだろうというものに行き着いたので、ひとまず探してみようと読み始めました。シリーズは20まで図書館にあって、…
眼前思考マジョリティの衰退途上国ジャパン 高齢者の人口 総人口が減少する中で、高齢者人口は3627万人と過去最多。総人口に占める割合は29.1%と過去最高。 我が国の総人口は、前年に比べ82万人減少している。一方、65歳以上の高齢者人口は、3627万人と、前年に比べ6万人増加し、過去最多となった。総人口に占める割合は29.1%と、前年に比べ0.3ポイント上昇し、過去最高となった。 日本の高齢者人口…
中学生たちの、日本全国規模での集団不登校という刺激的なトピックと、時折挟まる経済情勢の詳細な説明が、微妙にマッチしてないように感じた作品。もっと経済に精通していれば、経済情勢が物語の流れに完全に沿っていることに驚嘆することができたのか・・。 時は2000年代前半。バブル崩壊からの不況の脱出の糸口をつかめないままの日本。それはすなわち、大人が子どもに教示する、いい大学→いい学校、の方程式が崩れている…
こんにちわ!ひちです(^^♪ 9月に入り、朝晩涼しくなってきてすっかり秋めいてきましたね 今日は1歳の息子が大好きなお月様が出てくる絵本「おつきさまこんばんは」を紹介したいと思います。 「おつきさまこんばんは」情報 内容(あらすじ) 感想 さいごに 「おつきさまこんばんは」情報 「おつきさまこんばんは」 作:林明子 出版年月日:1986年6月 価格:800円(税抜) 出版社:福音館書店 対象年齢:…
「働く」という社会的活動自体が人として重要であり、それ以外は極一部の例外を除いては全て些末事にすぎない。少なくとも文化的な人として生きている限りは。 「働く」は社会的活動である。つまり「人」としての義務である。 「働く」とは凡人の存在意義の確認であり、自身の「存在価値」を高める社会的活動である
『弱いつながり-検索ワードを探す旅』/東浩紀 本日は、「美波町門前町再生交流オフィス」の無人古本屋で販売中の『弱いつながり-検索ワードを探す旅』の紹介をします。 著者の東浩紀さんは、1971年東京生まれの哲学者・批評家で「株式会社ゲンロン」の創業者でもあります。近年は「合同会社シラス」でも活動を行なっています。東さんは大学などの教育機関には身を置かず、独自の方法によって哲学という分野でマネタイズを…
江戸時代前期、福岡藩黒田家で起きたお家騒動(黒田騒動)の起こりと顛末を取り上げた短編小説。黒田騒動は江戸時代の三大お家騒動*1の一つ。 江戸時代には黒田騒動を扱った歌舞伎がいくつも作られたというが、現代では栗山大膳、何それ、おいしいの?という反応も無理からぬところと思われるので、騒動のさわりだけを記しておきたい。 黒田長政は関ヶ原の戦いにおける軍功から幕府より福岡五十万石の所領を与えられ、家来の栗…
今回は百田尚樹さんの「玄庵」を紹介して行こうと思います。江戸時代の囲碁の本です。玄庵の一生を描いています。海賊と呼ばれた男の玄庵版みたいな小説です。(ネタバレになるのでこの本を読むなら玄庵についてはあまり調べない方がいいです。) 徳川幕府が家康の趣味で集められた囲碁系上級国民一家の井上家(主人公組)、本因坊家(ライバル組)、安井家、林家の4つの上級国民一家が、最高の上級国民である名人の称号をめぐり…
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