物語や小説なら何でもOKです。
はてなブログを持っていれば、誰でも参加できます。
昔々あるところに、愚かな王様が大きくて広い、冷たい床のあるお城に住んでいました。お城の中は大きくて広くかったため、冷たい床は一層冷たく王様は非常に困っていました。そこで、悪魔のような顔つきの執事に「この冷たい床では暮らせない」と毎日毎日溢していました。ところで、このお城の床には悪魔のような影のシミがあるのですが、ある日、執事は、床のシミを見てお城の床一面に絨毯を敷くことを思いつきました。さっそくそ…
1、あらすじ 2、感想 3、司馬遼太郎対山田風太郎 1、あらすじ この作品の面白さは、すべての男の登場人物が女によって失敗するということだ。惑わせた女は三人、篝火、漁火、右京太夫だ。 篝火は遊女であるが、非常に人気のあった遊女だ。若い伊賀忍者である笛吹城太郎と出会い、夫婦になると誓い合う。伊賀忍者には所帯を持つにも許しがいる。その許しを伊賀忍者の棟梁、服部半蔵から得ようと、篝火と城太郎が伊賀の里へ…
個人紙《チャンネルF☆通信》第12号(1995年10月16日号)に掲載した5枚余りのショートショート童話。TVニュース番組の中で、養鶏場でお払い箱となった雌鳥をひきとり、廃棄される飼料を利用して育てている人の活動が紹介されていたことがあって、「職員もリサイクルでは?」と思ったのが着想のきっかけ。ニワトリや食料品のリサイクルという方向に読者を誘導し、じつはリサイクルの対象はヒトだったという意外性を演…
駅舎を出ると、客引きが私の袖を引っ張った。 「お客さん、泊まるところはあるのかい?」 温泉街だというのに、降りたのは私ひとりで、それでいて客引きもその男だけであった。 「あんた、男の客引きかい?」 私はなんだか妙な気がして聞く。 「女はみんな出て行っちまった」 男はやけになったように云った。 「いったいどうしてさ」 私が男に訳を聞こうとすると、男はにやりと笑って「部屋で話しますぜ、お客さん」と云っ…
「いらっしゃいませ~!」 早起きが得意な人が来店する朝。来店と同時に吹き込んできた空気は気持ちの良い暖かさ。 よかった……今日もいつもと変わらず清々しい。 「おはようございます。今日は何になさいますか?」 私はいつもの奥の席に腰を下ろした白髪のおじいさんの元へと愛想よく駆け寄った。 「おはよう。じゃあ、いつもので」 おじいさんは顔のしわを伸ばしてにこやかに微笑んだ。 「はい。かしこまりました」 そ…
『女性声優が結婚したニュースが流れる度に、松来さんのアカウントを探してしまうサガを背負っているのです』『松来未祐スレを見に行って通常運転だなぁって』 - Togetter ↑この報を受け 「そういえば松来未祐ネタ持ってたな」と 思い出したので放出してみる AT-Xの番宣部長 スカパーやケーブルTVで放送中の アニメ専門チャンネルのAT-Xには 「今月はこんな作品やります!」と 声優が登場して告知す…
季節の変わり目、寒暖差に億劫とした気持ちを抱きながら毎朝ふと思う。 父との思い出を振り返ることが多くなった。 キャンプの時に二人でバドミントンをした。小学生の時分ではとても勝てなかった。 海水浴で溺れかけたときに助けてくれたのは父だった。はぐれた兄を探そうとして深いところまで進んで溺れかけた私を救ってくれたのは父だった。 仲は決して良くない。けれども悪いわけでもない。ただ関係が築けなかっただけなの…
いやだ、という言うことさえ、ずっと忘れていた。そんなふうに言う選択肢はなかったから。 一度拒否したら、それで終わってしまうと思っていた。私にはなんの価値もない、ただその体に喜んでくれているのなら、それでどうにか引き留めて置こうと思っていた。 続きは下記リンクからどうぞ。mianohara.goat.me
次のページ