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難解な一篇だ。分け入っても分け入っても、奥があるように思われる。ただ今回、得心することもあったので、少し書き残しておきたい。 ◆ ハイデガーの師は、1916年にフライブルク大学で教鞭をとりはじめたフッサールだ。フッサールははじめ、『論理学研究』で、人間に内在するものは「心理」だけではないとみなして、その内在的な流れの中にあるであろう論理のようなものを記述する方法があるだろうと考えた。ここでいう「論…
こんばんわ。 今日は日記です。 よく、会社に属していると従業員同士で不満をいいあいますよね。 多くの方が経験していると思います。私も、過去はそのうちの一人でした。 しかし、26歳頃になると不満を言うだけでは何も変わらないと気づき、言うのをやめました。同時に会社の飲み会への参加も断り、他人の不満を聞くのもやめました。 (相談を受けたり、真剣に話し合うときは別です。) 要は、「自分がすっきりするための…
益田ミリさんの「心がほどける小さな旅」 益田さんのエッセイで今のところこれが一番好きだ。水族館に泊まってみたり、第九に参加してみたり、おもしろそうなことに挑戦しているのがなんかすごく良い。 私もやってみたいこと ・肥薩線の旅 益田さんは鉄道でゆっくり外を眺める旅をいくつかされていたと思う。私は鉄道を移動手段としてしか見れていなかったので、次に旅行するときは、そういう旅もいいなと思った。特に肥薩線は…
今回ご紹介するのは。 異能力系の携帯小説「WANTED」。 10年くらい前かなぁ、、モバゲーで元々読んでいた作品です。 作品名:「WANTED」 作者 : 黒い毒林檎 世界観的にはエックスメンですかね。 ♯異能力 ♯ギリシャ神話になぞらえたキャラ設定 ♯捜査官VS犯罪者 ♯頭脳戦 ♯ライバルの能力が地味なのにクソ強い ♯主人公俺つえええ感満載のチート能力持ち あらすじをまとめると ーーーーーーーー…
ル=グウィンによる物語論・創作論を中心としたエッセイ集。原書は2004年刊行(著者75歳、《西のはての年代記》三部作刊行開始前後のタイミングか)それほど思い入れがある人では無いし、自分自身は創作しようというタイプでもないのだけど、読み流すには惜しい言葉が多かったので備忘録的に記録しておくことにした。ファンタジーと言葉 (岩波現代文庫)作者:アーシュラ・K.ル=グウィン岩波書店Amazon 書名とエ…
皆さん、こんばんは★ 早速ですが、『i』を読まれたことはありますか? もし読まれた方がおられましたら、どのように感じましたか? もし読まれていない方も、御心配ありません! 末尾に(私の主観からではありますが)簡潔にあらすじを書きましたので、 ぜひ一読ください。 では早速。私がこの小説を読んで、どんなことを感じたか、そして明日からどうしたいかを話します。 私は、この話のキーワードは以下3つだと思って…
現社会を表す、言葉として「今だけ、金だけ、自分だけ」 という言葉をよく聞きます。 何かスローガンのように、言われるこの言葉ですが、私なりに ここらで整理しようと思います。 意味はなんでしたかね。 ●今だけ・・・・ 簡単に言うと、「今さえよければよい」という思考なのでしょう。 例えば、地球資源は有限ですが、後先考えず消費してしまうこと。 今が楽しければ良いのですが、49歳になった今の私にとっての今は…
アヒルと鴨 アヒルと鴨のコインロッカー 社会人になり、見知らぬ田舎での勤務、タメ口で話せる相手は数少ない同期達だけ。という環境で、コロナ禍が追い風となり、読書に目覚める第一歩となった小説。 中高時代は親兄弟が買ってきた超話題作をごく稀に読む程度で、大学~院時代は恥ずかしながらゲーム三昧。 就職すると、何が起きたか途端にゲーム熱が冷めて、時間を持て余していたところで、いい趣味はないかと探していたとき…
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