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12月31日の深夜、妻の裕子と田嶋は紅白を見終わり、年越しそばをすすっていた。もう少しで裕子がこの数年楽しみにしている『おもしろ荘』という番組が始まる。これを見なければ新年が始まらないのだという。 『おもしろ荘』は、人気お笑いコンビが司会を務め、2007年5月からスタートしている番組だ。架空のアパート『おもしろ荘』を舞台に、住人という設定の若手お笑い芸人が芸を披露する。2008年から年明け直後の新…
ものするひと 1 (ビームコミックス) 作者:オカヤ イヅミ KADOKAWA Amazon 小説家である主人公をとりまく人間関係が、淡々と描かれてている。 時々読み返したくなる作品です。
「小説が書けない」というヤツがいる。 一口に言っても書けない理由は複数考えられる。中には書きたいモノが見つからないという話も耳にするが、そういうのに対する俺からのアドバイスは無い。 書けない時にどうするべきか? 最も有効なのは、それでも書く事だ。 書けないヤツからしてみれば無茶な話だ。しかし、少なくとも俺は書けない時に気晴らしをして……好きな小説を読み直したりしても書けるようになった試しがない。 …
あらすじ 老人と海と、魚と少年。 「かれは年をとっていた。(中略)この男に関するかぎり、なにもかも古かった。ただ眼だけがちがう。それは海とおなじ色をたたえ、不屈な生気をみなぎらせていた」 序盤の本文から引用をさせていただいた。 この小説は、タイトルと序盤にある通り、老人が主人公となっている。 主人公、サンチャゴは生粋の漁師であった。しかし87日も不漁が続いていた。 それでも彼はめげることなく小舟に…
初めて訪れる土地は非常に胸がときめきます。 初めて見るもの、食べるもの、その土地の人々との触れ合い。 また、以前、訪れて気に入った場所に何度も行くこともありますが、その1つに京都があります。その歴史と文化は飽きることがなく、ゆったりと時間が流れていく感じが気に入っています。 海外ではやはりNYが最高に刺激的ですが、最近、話題の北欧やメキシコあたりにも興味が沸いてきました。 海外にしばらくいると、ど…
Yahoo!Japanのコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)であるYJキャピタル代表の堀新一郎さんの著書「STARTUP 優れた起業家は何を考え、どう行動したか 」が素晴らしかったので紹介させて頂きます。起業を考えている人はもちろん、全てのビジネスマンに多くの気づきと行動する勇気を与えてくれるはずです。 目次 購入のきっかけ:起業家の思考や行動を改めて理解したい テーマ別の事例が豊富:読者の…
「82年生まれ、キム・ジヨン」は「性差別」に悩まされるキム・ジヨン(1982年生まれで一番多い韓国女性の名前)の半生を描いたフェミニズム小説である。 本書は韓国の女性なら、誰もが経験する「生きづらさ」をセンセーショナルに描いている。そのエッセイ調の描写が大きな反響を集め、韓国で130万部を記録するベストセラーとなり、日本を含む16か国で翻訳された。さらに、本日から映画も公開されている。今回は本作品…
-目次- 曹操の挙兵時から従う武将 騎兵を率いて各地を転戦する 不利な自軍を励まして奮闘する 曹操に進言して勝利に導く 曹仁、敗北を知る 関羽から樊城を死守する 曹操の挙兵時から従う武将 曹仁は、曹操の養祖父である曹騰(そうとう)の長兄・曹褒(そうほう)の孫にあたり、曹操とは直接の血縁はありません。 190年、各地で董卓討伐の兵が挙がった際、1000人余りの若者を集め、暴れまわります。その後は曹操…
「来週、モリモリデーがあります」 帰りの会の最中、先生がニヤニヤしながら言った。 なんだそれは。 ぼくは想像力をフルに働かせて考えた。 「森くんや森さんが1日王様になってみんなを奴隷扱いできる日」 もしくは 「みんなで校庭に集まって、せーので下からモリモリ出す日」 なのかもしれない。 一日奴隷になるにしろ、校庭に出てせーのでみんなで脱糞するにしろ、これはどういうことだろう。ギネスブックにでも載せる…
あのさ。 「趣味ってなんですか?」 って聞かれたときにさ。 小説を読んでるって言ったら、なんか知的だよね。 ぶっちゃけ、そんなことは微塵もないんだけど なんとなく小説を読んでると「人生無駄にしていない感」があるというか なんかいいことしてる感じ、あるよね。 まぁ私はそう思ってたんですけども! っていうのもさ。 小説って時間もかかるし字ばっかりだし 漫画とかアニメの方が見やすいしワタシは好きだしん!…
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