1991年に第2次UWFが崩壊した後、高田延彦をエースとして設立されたプロレス団体。 往年のアントニオ猪木を彷彿とさせる、高田のカリスマ性を強調したプロデュースによって人気を博する。 高山善廣や桜庭和志を輩出しプロレス業界全体から見た功績も小さくはない。 しかし、1995年頃から次第にエンターテイメント色を押し出し従来のUWF系路線を支持していたファンの反発を招き、また強引な手法に業界内での批判が集中、スキャンダラスなイメージを持つ団体でもあった。
プロレスラーは、マイクパフォーマンスで数々の名言をこの世に誕生させてきました。 そのマイクパフォーマンスに私たちファンも同じように、熱くなり興奮し、それによってストレス解消をしていました。そんな熱いプロレスラー達が残した熱い名言をまとめていきたいと思います。あいつらが○んだら、俺が墓にクソぶっかけてやる ~1994.2.15 長州力の名言~長州力は、当時のメジャー団体である新日本、全日本プロレス以外は全否定をしていました。「俺から言わせりゃ、あんなもんはプロレスじゃない。」オリンピック代表を経て、新日本プロレス、全日本プロレスで、体を張ってトップを走り続けてきた長州力だから言える言葉です。 特…
一条真也です。『U.W.F.最強の真実』宮戸優光著(講談社+α文庫)を読みました。ブログ『自伝大木金太郎』で紹介した本と同じ講談社+α文庫のプロレス本です。社会現象にまでなるほどの大ブームを起こした新生UWFは前田日明・髙田延彦・山崎一夫の「上三人」と中野巽耀・安生洋二、そして本書の著者である宮戸優光の「下三人」の二層構造でスタートしました。今年2月に刊行された『私説UWF 中野巽耀自伝』(辰巳出版)の内容に対して、宮戸氏が名誉棄損で中野氏と版元を告訴したというニュースを知りました。四半世紀ぶりに中野vs宮戸のセメント対決が法廷で実現するかもしれません。それで、両者の言い分に興味を持ったわたし…
インタビューと文章: 榎並紀行(やじろべえ) 写真: 小野奈那子 進学、就職、結婚、憧れ、変化の追求、夢の実現――。上京する理由は人それぞれで、きっとその一つひとつにドラマがあるはず。地方から東京に住まいを移した人たちにスポットライトを当てたインタビュー企画「上京物語」をお届けします。 ◆ ◆ ◆今回の「上京物語」に登場いただくのは、プロレスラーの棚橋弘至さんです。2023年12月、新日本プロレスリングの11代目代表取締役社長に就任した棚橋選手。創設者のアントニオ猪木さん、二代目の坂口征二さん、三代目の藤波辰爾さん以来、19年ぶりの「プロレスラー社長」として話題を集めています。プロレスと出合っ…
『THE "U"-JAPAN -SUPER FIGHTING Vol.1-』 ザ・"ユー"・ジャパン ~スーパー・ファイティング・ヴォル・ワン~ 別名 U-JAPAN、アルティメットジャパン 開催国 日本 主催 THE "U"-JAPAN実行委員会 主催者 岡本寛二(オカモト・カンジ、実行委員長) 佐久間大三(サクマ・ダイゾウ、副委員長) 開催日 1996年11月17日(日) 会場 有明コロシアム 試合場 八角形ケージ 「MMAの前史/MMA PRE HISTORY」第5回は、日本で最初の「八角形ケージ(オクタゴン)✖ヴァーリトゥード」大会を紹介します! UFCの頭文字からヴァーリトゥードが「…
平成マット界 プロレス団体の終焉 作者:高崎計三 双葉社 Amazon 猪木・新日本と馬場・全日本の2団体時代を経て、百花繚乱が彩った平成のマット界。その終焉、幕引きには必ずドラマがあった! 13団体の関係者が語った内情と舞台裏。(帯より引用) ジャパン女子プロレス/SWS/新格闘プロレス/W★ING/UWFインターナショナル/FFF/キングダム/レッスル夢ファクトリー/FMW/WJプロレス/全日本女子プロレス/NEO女子プロレス/IGF 『俺たちのプロレス』2014~2019年連載に加筆訂正のうえ、書下ろし3団体を加え、2023年3月、刊行。 平成に入った時に残っていたプロレス団体は、設立順…
刺激的に読んだ。高田延彦をトップとするUWFインターナショナルが団体として陰りを迎える2000年前後の、桜庭和志の足取りを描いている。中央大学レスリング部出身の桜庭は寝技を得意とする地味なレスラー。Uインターは、パンクラスやリングスなどUWFから派生したそれ以外の団体に観客をとられ苦戦していた。新日本プロレスとの団体対抗戦にシフトし、高田延彦は武藤敬司に4の地固めで敗れ、興行的にも新日本プロセスに飲み込まれていく。 海外ではアルティメット・ファイティング・チャンピオンシップ(UFC)という総合格闘技がブームを迎えていた。大会で優勝したのはグレイシー柔術を操るホイス・グレイシー。強烈なインパクト…
2023年10月12日に新宿FACEで行われた「ぼくらは格闘探偵団」を観戦してきました。私達が待ちに待っていた阿部史典の自主興行。阿部史典のファイトスタイルから、また師匠が澤宗紀ということもあり、どことなく昔、1995年から2001年まで活動していたプロレス団体「格闘探偵団バトラーツ」感じさせる興行になるんじゃないか、と思い即購入。 バトラーツと聞いてどういうファイトを思い浮かべるか、というといわゆる「バチバチ」スタイル。もともとUWFから分派した「藤原組」のメンバーだった石川雄規を中心に若手レスラーが立ち上げた「格闘探偵団バトラーツ」 UWF系ではありましたが先行のUWFインターナショナル、…
今日は結婚記念日だった。昨日ケーキを買ったが、帰宅した妻はすぐに気づき、一緒に食べることにした。「これ、中にこんなん入っとるよ」「あ、一口食べていい?おいしい!」とか何とか言って仲良しタイムを過ごすことができた。あ、でも「私にとって結構重要な日なんだけど、貴方もそう思ってるの?」とは聞かれたな。例によって口ごもる僕であった。 全然話は変わるが、今「ラバー・ソウル」を聴きながら記事を書いている。それで思ったことが、ポールのベースの音がもっと大きかったら、ビートルズサウンドはもっとファンキーに聴こえるのではないかということだ。先日聴いた「バック・トゥ・ジ・エッグ」でのポールのベースがあまりにもかっ…
一条真也です。17日の夜遅く、東京から北九州へ戻りました。18日の早朝から松柏園ホテルの神殿で恒例の月次祭が行われました。わが社は「礼の社」を目指していますので、何よりも儀式を重んじるのです。新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが季節性インフルエンザと同じ「5類」に移行しましたが、万全を期して全員マスクを着けてソーシャルディスタンスを十分に配慮しました。 月次祭のようす まだまだ感染対策への配慮を! 玉串を奉奠しました 拍手を打ちました 皇産霊神社の瀬津神職によって神事が執り行われましたが、祭主であるサンレーグループの佐久間進会長が不在でしたので、代わりにわたしが玉串奉奠を行いました。一同…
今年の6月9日、両国国技館で新日本プロレス、全日本プロレス、プロレスリング・ノアの3団体合同興行『ALL TOGETHER AGAIN 元気があれば何でもできる! 』が開催されることが決定した。 こんな記事を少し前にネットで見た。 2012年2月、東日本大地震からの復興を願い、仙台で開かれた大会。2度開催されたかな? 最後にレスラーらが歌うのがおかしかった。 今回は「コロナ禍の混沌からのリスタート」「プロレスの力で元気を発信」ということで、今年の11年(通算3回目)に開かれるらしい。また歌うの? 第1回、第2回大会では、棚橋弘至&諏訪魔&潮崎豪の3団体エーストリオや、武藤敬司&小橋建太のドリー…
一条真也です。『証言 武藤敬司』宝島プロレス取材班(宝島社)を読みました。「平成プロレスを支配した『天才レスラー』の光と影」というサブタイトルがついています。宝島社のプロレス証言シリーズの最新刊です。 本書の帯 本書の帯には、「ガチンコ最強説」「熊本旅館破壊事件」「10・9髙田延彦戦」「全日プロ移籍」「S・ヘイト暴行事件」「WRESTLE-1休止ほか」「誰も知らない天才の素顔」「初めて明かされるあの事件と噂の真相!」「東京ドームで引退!」「川田利明、船木誠勝、大仁田厚、TARUほか12人が告白」と書かれています。 本書の帯の裏 帯の裏には、以下のように書かれています。船木誠勝 猪木さんのやり方…