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USB

(サイエンス)
ゆーえすびー

Upper side band
SSBの電波のうち、上側波帯を使用するもの。対義語はLSB。
アマチュア無線でSSBを使用する場合、7MHz帯以下ではLSB、10MHz帯以上ではUSBを使う慣習になっている。

USB

(コンピュータ)
ゆーえすびー

[英] Universal Serial Bus
USBは、Compaq、DEC、IBM、Intel、Microsoft、NEC、Northern Telecomの7社が中心となって制定した、コンピュータに周辺機器を接続するためのシリアルバス規格の1つ。
現在は、NPOである"USB Implementers Forum, Inc." (USB-IF) が仕様の策定や管理などを行なっている。USB-IFは、インテル、ヒューレット・パッカード、マイクロソフト、日本電気、NXPセミコンダクターズ、テキサス・インスツルメンツの6社が主導企業であり、合計180社で構成される。

背景

USBの策定以前にはプリンタ、モデム・TA、マウス・キーボードなど多数のポートが使用されていた。またパソコンの電源が入ってから切るまで、接続したままにしておかなければならないという制約があった。それらの多数の規格を統一して1つのポートで運用できるようにしたのが、USBという規格である。
また、パソコン本体の電源を入れている最中でもケーブルを抜き挿しできること(ホットプラグ)、機器の動作に必要な電源をパソコンから得られること、さらにUSBハブを介して多数の機器を接続できることなどの利点がある。

概要

プリンタやスキャナ・デジタルカメラ、不揮発性メモリ(いわゆるUSBフラッシュメモリ)、鍵盤装置、各種駆動機構(ハードディスクをはじめとするストレージ類)、マウス、テレビチューナー、ADSLモデム、端末アダプタ、NIC(無線LAN含む)、携帯電話、オーディオデバイス(USBヘッドホンシリコンオーディオなど)等、さまざまなものが接続可能。基本的には活線抜挿が可能で、新規ハードウェアもPlug&Playで自動的に認識する。*1

特許

製造者を識別するためのベンダーIDの申請を行う必要があるものの、特許使用料は無料。ただし、類似独自規格の乱造乱立を防ぐ目的で特許自体は存在。

規格

転送速度の規格

USB 1.0

1996年1月発表。最大12Mbps。

USB 1.1

1998年9月に発表。USB 1.0の規格仕様が電源管理等の面で改善された。転送速度は最大12Mbps。

USB 2.0

2000年4月に発表。USB 1.1の規格仕様にHi-SPEEDモードを追加したことで、USB1.1と同じコネクタを使いながらも約40倍のデータ転送速度(480Mbps)を実現した。バスパワーの供給電力は5V、500mA。

USB 3.0

2008年11月に発表。転送速度が5GbpsとUSB2.0と比べて約10倍に向上し、超高速データ転送ができるインタフェースとして普及が進んでいる。1.1/2.0と区別するため、コネクタのソケット部分には青色が使用されている。バスパワーの供給電力は5V、900mA。

USB 3.1

2013年8月1日に発表。USB3.0のデータ転送速度5Gbpsの「SUPER SPEED(Gen 1)」モードに加えて、新たに最大転送速度10Gbpsを誇る「SUPER SPEED PLUS(Gen2)」モードが追加されている。バスパワーの供給電力は5V、1,000mA。

コネクタ形状の種類

USB Type-A

基本的に、パソコン側に接続する標準的なUSBコネクタ。

USB Type-B

プリンタやスキャナなど、パソコン周辺機器側に接続する端子。

Mini USB Type-B

USBのミニ版の端子で、主にデジタルカメラなどの接続に使われる。MicroUSBが標準化されてからはあまり主要な端子ではなくなった。なお、Type-AコネクタはUSB 2.0の規格上では存在しない。

Micro USB Type-B

Androidスマートフォンやタブレットなどで多く採用されている小型のUSB端子。USB端子のミニ版であるMini USBをさらに小型化した端子で、Mini USBと形が似ているが、Micro USBの方がより薄くて抜けにくく、丈夫。抜き挿しの耐久性が強いのも特徴。

USB Type-C

USBの次世代規格「USB3.1」で制定された新規格の端子。転送速度40Gbpsを誇る。
上下左右対称なデザインを採用、コネクタの挿し込み口がリバーシブルになり、どちらの向きでも挿し込むことができる形状。
また、従来のUSBコネクタはホスト側がAコネクタ、デバイス側がBコネクタに接続するというルールがあったが、Type-Cコネクタではホスト側もデバイス側も同じType-Cコネクタを使用することができる。
さらに、Type-Cコネクタの場合は一つのコネクタのみに統一されているので、Type-Bの種類に合わせたUSBケーブルは必要とせず、1本のUSBケーブルだけで全ての機器に接続できるようになる。

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*1:ただし実際に使う際にはドライバソフトが必要な機器も多い。

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