Apple社が開発し、iPhone 5sの機能としてホームボタンに組み込んだ指紋認証センサー。
iOS 7に深く統合されており、指紋認証を用いてパスワードを入力する代わりに「ロック解除」や「iTunesでの購入」を行うことができる。
2012年7月26日、Apple社がLenovoや米HP製などの指紋認証技術を手がけた「AuthenTec」を買収。これにより同社のスマートフォンに組み込まれるのではないかと噂される*1。
2013年9月10日、Apple社によるiPhoneのメディアイベント内でこの機能を発表。
レーザーカットされたサファイアグラス製のホームボタン内に組み込まれ、その周りに施されたステンレス製のリングにより指が触れているかを判断する。
センサーは170ミクロンの薄さで、500ppiの解像度を持つ。360度から読み取り可能なため、ユーザーがどの方向から指を当てても判別する。