SSシリーズ
(ゲーム)
【えすえすしりーず】
翔企画が1988年から1991年にかけて発売していたウォーシミュレーションゲーム（ウォーゲーム）のシリーズ名。「Sサイズ・シミュレーションゲーム・シリーズ」の略。
当時衰退の一途を辿っていたウォーシミュレーションゲーム業界を活性化するため、初心者取り込みのために企画されたシリーズ。「メジャーテーマ」「簡単で面白い」「低価格」というコンセプトでスタートした。
「税抜き1500円」「プレイ時間は１時間以下」という手軽さを売りにスタートしたが、当初の目論見と違って初心者層拡大には殆ど繋がらなかった。また、途中からデザイナーたちが「限定されたコンポーネントでどれだけ新規な事ができるか」という方向に進んでしまい、入門用という当初のコンセプトは忘れ去られていった。
結局、1991年に翔企画のシミュレーションゲーム雑誌「シミュレイター」（SSシリーズのサポートをしていた）の休刊と共に、シリーズは終了した。
その後、シリーズのうち人気のあった作品は、シミュレーションゲーム雑誌「コマンドマガジン」および「ゲームジャーナル」の付録として再販されている。
ラインナップ
- 01 ロンメルアフリカ軍団(鈴木銀一郎)(1988/10)
- 02 血戦川中島(河合秀郎)(1988/10)
- 03 モスクワ電撃戦(中黒靖)(1988/12)
- 04 北海道侵攻(佐藤大輔)(1988/12)
- 05 D-DAY ノルマンディ上陸作戦(大平英樹)(1989/02)
- 06 WW3 ワールドウォー3(野俣周紀)(1989/02)
- 07 ベトナム戦争(佐藤大輔)(1989/04)
- 08 ワーテルロー -ナポレオン最後の戦い-(上田広樹)(1989/04)
他
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