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SABU

(映画)
さぶ

1964年/和歌山県出身/俳優・映画監督

■86年『そろばんずく』(森田芳光監督)で俳優としてデビュー。初主演映画『ワー ルドアパートメントホラー』で、第13回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞受賞。


■95年自らの企画でシナリオを書き始め、翌96年『弾丸ランナー』で監督(脚本)デビュー。そのアクション描写と独創的な語り口が国内外の各所で注目を集める。続く 第2弾『ポストマン・ブルース』は前作のパワーと勢いにラブストーリーとコメディ 要素が加わり、98年サンダンス映画祭をはじめ各映画祭でも好評を得る。同時に海外 配給も決まり、韓国42館での公開をはじめ、アジア・ヨーロッパで公開され幅広い 層から支持を得る。3作品目の『アンラッキー・モンキー』で2年連続ベルリン映画祭に招待され、その作品世界に一層の広がりを見せる。


■第4作『MONDAY』はベルリン3度目の出品にして、国際批評家連盟賞を受賞。その後、デビュー作の『弾丸ランナー』が全米約20都市でも公開(英題 『Non-Stop』)、シカゴ国際映画祭では“SABU監督特集”が開催された。


■最新作『DRIVE ドライブ』は、これまでのSABU作品でチームを組んできた堤真一を 始め、大杉漣、安藤政信、寺島進、松雪泰子が揃った第1期SABUワールドの集大成的顔合わせ。さらに、柴咲コウ、筧利夫、ジョビジョバ、松尾スズキなどの新しい血による化学反応が、予測不能のドラマを生み出した。また、カナダで開催されたファンタジア映画祭2003にて、審査員部門・最優秀アジア映画作品賞を受賞する。


■長編第6作となる『幸福の鐘』は、寺島進を主演に迎え、SABUらしいユーモアとペーソスを散りばめながら人間の本質を垣間見せる哲学的な深さをも感じさせる作品となった。本作で、第53回ベルリン映画祭にてNETPAC賞(最優秀アジア映画賞)を受賞。'03年秋シネ・アミューズにて公開予定。


■'03年には、テレビ・映画・舞台と活躍の場を広げるアーティストV6のために書き下ろした『ハードラックヒーロー』を脚本・監督。これまでにない、新たなコラボレーションを実現している。

フィルモグラフィー

『弾丸ランナー』(1996)
−1996年ヨコハマ映画祭 新人監督賞受賞
−1996年ベルリン国際映画祭 パノラマ部門選出 ほか

『ポストマン・ブルース』(1997)
−1997年モントリオール世界映画祭選出
−1998年ロッテルダム国際映画祭選出 ほか

『アンラッキー・モンキー』(1997)
−1998年ベルリン国際映画祭 フォーラム部門選出
−1998年モントリオール世界映画祭選出 ほか

『MONDAY』(1999)
−2000年ベルリン国際映画祭国祭 国際批評家連盟賞受賞
−2000年シカゴ国際映画祭選出 ほか

『DRIVE ドライブ』(2001)
−2003年ファンタジア映画祭 最優秀アジア映画作品賞受賞
−2003年トロムソ映画祭選出 ほか

『幸福の鐘』(2002)
−2003年ベルリン映画祭 NETPAC賞(最優秀アジア映画)受賞
−2003年シカゴ国際映画祭選出 ほか


『A1012K』(2002)  ※ショートムービー

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