路上で警官や市民をいろいろな兵器でひたすら殺戮するというただそれだけのストレス解消ゲーム。
特に行進しているマーチングバンドを虐殺するシーンは有名。
第一弾の内容が(シャレになってなくて)社会的に問題とされたことから、続く"Postal 2"ではいちおう「外でおつかいをしてくる」ゲームというふうになった。"2"はUnreal2エンジンを搭載し、よりリアルな3Dシミュレーションゲームとなった。
6月に追加パッチPostal2 Weekendが発売中。
「おつかいゲーム」といいながら、実際は危ない連中が徘徊する(自分が攻撃しなくても、勝手に攻撃してくる)ゲームなので、一人も殺さずにクリアするのは非常に困難なゲームとなっており、ゲームをゲームとして受け止められない人にはまったく勧められない。
第二弾「Postal2」とは異なり、今回は復讐譚。
現在、作成準備中とか。
「Postal」という名称は「Going Postal」(ぶち切れる、お礼参りをする)というスラングに由来。
そもそもは、アメリカの郵便職員パトリック・シェリルが、仕事上のトラブルから同僚を14人殺害した事件*1から「Going Postal」と言う言葉にそういう意味が付与されるようになった。
あまりにも不名誉なスラングのために、米郵政公社はこのタイトルを付けないよう求め、発売元と係争したほど。
*1:その後も同種の無差別殺人事件が相次いだ。犯人がすべて元海兵隊員の郵便職員というところだけは符合していた。