Intelのデスクトップ向けCPU。
PentiumIII 、Pentium III 、Pentium !!! 、Pentium !!!と表記されることも。
FSBは100MHz,133MHzの2種類で,対応チップセットはi440シリーズ,i810シリーズ,i815シリーズ,i820*1,i830M*2.
400MHzから1.4-SGHzまでさまざまな商品がある、チップセットが対応していればPentiumIIからの換装が可能。
拡張命令にSSEを搭載、初期型のKatmaiはPentiumIIと同じSlot1とFC-PGA(Socket370版)が提供された。
CPUに96bitの固有のIDを割り当て、ソフトウェアからそのIDを識別できる「プロセッサシリアルナンバ」を搭載しているが、デフォルトではプライバシの関係上無効となっている、なおこの機能はPentium4以降のCPUには搭載されていない。
Intel純正x86MPUで初の1GHzを達成した商品だが、x86互換MPUとしてはそれよりも前にAthlonが1GHzを達成している。
このあたりの競い合いはどちらが先にマルチコアCPUを発売するかという状態に非常に似ている。このときはAMDに軍配が上がったが、マルチコアの先行リリースは(AMDのものよりも不完全ながら)intelに軍配が上がったと思われる。
プロセッサコアの開発コードには初期型のKatmai*3とCoppermine*4、AMDのAthlon Thunderbirdを脅威に感じたIntelが対抗するために開発したTualatin*5が存在する。