Intel社がPentiumの後継として1995年に開発、発売したCPU。x86シリーズでは第6世代となる。
8Kbytesのコード/データ用1次キャッシュ、256Kbytesの2次キャッシュをCPUのパッケージに内蔵している。そのためそれまでのx86シリーズでは最大のCPUになった。
マザーボードとの接続は新たに開発されたSocket 8で行う。
しかし、16bitコードの実行速度が遅かったため、当時まだ16bitコードが多く残っていたWindows 95系列では顧客を獲得することができなかった。また、CPUダイの大型化による歩留まりの悪さ、コストの高騰から後継となるPentium IIでは2次キャッシュが外付けになっている。
写真では上に並んでいるのがSocket 8、手前左が2次キャッシュメモリが256KBのもの、手前右が2次キャッシュメモリが1MBのもの