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Pentium 4

(コンピュータ)
ぺんてぃあむふぉー

2000年11月にインテルが発表したPC向け主力プロセッサー。このモデルからPentium IIIのようなローマ数字ではなくアラビア数字となった。
8038680486、初期のPentium等からは考えられないくらい程に機能向上しているのだが、進化しても「32bit CPU」であることには変わりない。
対応ソケットは、Socket423、Socket478、LGA775の3種類。

Willametteコア

RDRAM という素晴らしく(高い) メモリしかサポートしない。そのため、PC界の自浄作用(安くよいものが生き残る)によりどちらも姿を消した。

NorthWoodコア

CPU温度 70〜80℃で運転させることによって、効率の良い自然熱対流が発生し小型ヒートシンクでもファンレス化が実現できた。

Prescottコア

2004年4月に90nmプロセスのPentium 4プロセッサがリリースされた。FSB800MHz、2次キャッシュ 1MB、Prescottコアを採用している。対応ソケットはSocket478。製造プロセスを変えたことによってリーク電流が発生し、その結果あついあつい無駄に電気食うアメリカ仕様CPUが出来上がった。小型ヒートシンクではCPU自身の熱を廃熱できず死ぬ。ちなみにセンサからの数値が100℃を超えると強制HALTがかかる。
2004年6月に、LGA775パッケージのPentium 4 5xxシリーズがリリースされた。FSB533/800MHzで、Prescottコアを採用しており、2004年4月にリリースされたPentium 4と変わらない。

Prescott 2Mコア

2005年2月に、Pentium 4 6xxシリーズがリリースされた。FSB800MHz、Hyper-Threading、2MB L2 Cache、EIST(拡張版Intel SpeedStepテクノロジ)、EM64T(x86の64ビット拡張)がサポートされている。対応ソケットはLGA775。
2005年6月に、Pentium 4 5x1シリーズがリリースされた。従来のPentium 4 5xxJシリーズのEM64T機能をEnableにした製品であり、細かい点はPentium 4 5xxJシリーズと変わらない。
2005年11月に、Pentium 4 6x2シリーズがリリースされた。従来のPentium 4 6xxシリーズにIntel Virtualization Technology(VT)を搭載した製品であり、細かい点はPentium 4 6xxシリーズと変わらない。

CedarMillコア

2006年1月に、Pentium 4 6x1シリーズがリリースされた。コアは65nmプロセスのCedarmillで、TDPや発熱量が従来のPentium 4 6xxシリーズより若干下がっている(10〜20W程度)。それ以外は従来のものと変わりはない。

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