総合格闘技イベント「PRIDE(プライド)」の中で、選抜選手によって行うトーナメント。
偶数年にはヘビー級、奇数年にはミドル級と交互に、また5年に1度無差別級が行われる。
なお、PRIDE-GP優勝者と、各階級のPRIDEチャンピオンは別物。
PRIDE-GP
2000年に16人の無差別級トーナメントが開催され、桜庭和志vsホイス・グレイシーの死闘などを経て、米国のマーク・コールマンが優勝。
PRIDE-GP2003
ミドル級の8人トーナメントを実施、ヴァンダレイ・シウバが優勝した。
PRIDE-GP2004
ミルコ・クロコップ、エメリヤーエンコ・ヒョードル、アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラのいわゆる「3強」を含むヘビー級16人トーナメントを開催。4月の1回戦では2人は勝ち上がったが、ミルコがケビン・ランデルマンに敗れた。
6月の2回戦大会はセルゲイ・ハリトーノフ、小川直也、ヒョードルとノゲイラの4人が勝利。8月15日の決勝大会では、ヒョードルとノゲイラが決勝に進出し闘ったが、試合中偶然のバッティングが起こり無効試合となった。
大晦日の「男祭り」で再戦が行われ、ヒョードルが判定勝利をおさめて優勝した。
PRIDE-GP2005
ミドル級のトーナメントに16人が参加した。
開幕戦(4月23日・大阪ドーム)
- 中村和裕○ VS ×ケビン・ランデルマン
- ヒカルド・アローナ○ VS ×ディーン・リスター
- イゴール・ボブチャンチン○ VS ×近藤有己
- アリスター・オーフレイム○ VS ×ビクトー・ベウフォート
- アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ○ VS ×ダン・ヘンダーソン
- 桜庭和志○ VS ×尹東植
- マウリシオ・ショーグン○ VS ×クイントン・“ランペイジ”・ジャクソン
- ヴァンダレイ・シウバ○ VS ×吉田秀彦
2ND ROUND(6月26日・さいたまスーパーアリーナ)
- 桜庭和志 VS ヒカルド・アローナ○
- 中村和裕 VS ヴァンダレイ・シウバ○
- ○マウリシオ・ショーグン VS アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ
- イゴール・ボブチャンチン VS アリスター・オーフレイム○
決勝戦(8月28日・さいたまスーパーアリーナ)
準決勝
- ヴァンダレイ・シウバ VS ヒカルド・アローナ○
- ○マウリシオ・ショーグン VS アリスター・オーフレイム
決勝
- ○マウリシオ・ショーグン VS ヒカルド・アローナ
PRIDE-GP2005ライト級トーナメント・ウェルター級トーナメント
「PRIDE武士道其の九」内で開幕戦、大晦日の男祭りにて決勝戦を行った。優勝者にはGPベルトの他にチャンピオンベルトも贈られる。
開幕戦(9月25日・有明コロシアム)
ライト級1回戦
- ○五味隆典 VS 川尻達也
- 小谷直之 VS ルイス・アゼレード○
- ○桜井“マッハ”速人 VS ジェンス・パルヴァー
- ○ヨアキム・ハンセン VS イーブス・エドワーズ
ライト級準決勝
- ○五味隆典 VS ルイス・アゼレード
- ○桜井“マッハ”速人 VS ヨアキム・ハンセン
ウェルター級1回戦
ウェルター級準決勝
- 美濃輪育久 VS ムリーロ・ブスタマンチ○
- 郷野聡寛 VS ダン・ヘンダーソン○
決勝戦(12月31日・さいたまスーパーアリーナ)
ライト級
ウェルター級
- ムリーロ・ブスタマンチ VS ダン・ヘンダーソン○
PRIDE無差別級GP2006
2006年はヘビー級及びミドル級中心の無差別級で開催。5月に開幕。
2nd ROUNDは開幕戦で勝利した7人にシードのヴァンダレイ・シウバを加えた8人で行う。
2nd ROUND(7月1日・さいたまスーパーアリーナ)
- ×吉田秀彦 VS ミルコ・クロコップ○
- ×藤田和之 VS ヴァンダレイ・シウバ○
- ×マーク・ハント VS ジョシュ・バーネット○
- ○アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ VS ファブリシオ・ヴェウドゥム×
決勝戦(9月10日・さいたまスーパーアリーナ)
準決勝
- ×ヴァンダレイ・シウバ VS ミルコ・クロコップ○
- ×アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ VS ジョシュ・バーネット○
決勝戦
- ○ミルコ・クロコップ VS ジョシュ・バーネット×
PRIDE-GP2006ウェルター級トーナメント
2005年に引き続き武士道シリーズ内でウェルター級トーナメントを開催。
2nd Round
- ○三崎和雄 VS ダン・ヘンダーソン×
- ○デニス・カーン VS アマール・スロエフ×
- ×長南亮 VS パウロ・フィリオ○
- ○郷野聡寛 VS ゲガール・ムサシ×
決勝戦(11月5日・ 横浜アリーナ)
準決勝
- ×三崎和雄 VS パウロ・フィリオ○
- ×郷野聡寛 VS デニス・カーン○
決勝戦
PRIDE-GP2007ライト級トーナメント
2007年大会はライト級で開催予定
その他
GPの決勝戦は、常にテーマソングとして「Time To Say Good bye」(サラ・ブライトマン&アンドレア・ボチェッリのデュエット・バージョン)が流されるという。