MPEG-2が高レート高画質を目的としたのに対し、ナローバンドなどの低速回線で高画質を目指した動画配信を目的とした動画フォーマットの規格。
低レートでの高画質を目的としている為に圧縮効率は良い。
更に高画質化を目指したMPEG-4 AVC(H.264)と言う規格があるが従来のMPEG-4とは互換性が全くない。
音声フォーマットではMPEG-4 AACが規定されているが、現時点ではMP3と併用されるケースが多い。
MPEG-4圧縮は、QuickTime 6以降のストリーミング、DivX、Xvid、WMV7/8などで利用されている。しかしながらコンテナ部分のフォーマットの規定が遅れたためか、方言が数多くあり、相互互換性があまり保たれていない。
H.264はiPod、PSPなどで採用されている。