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M4A1

(一般)
えむふぉーえーわん

沿岸警備隊を除くアメリカ全軍が現在採用しているアサルトカービン。
M4カービンにはM4とM4A1の2種類が存在しており、違いはM4が3点バーストでM4A1がフルオート。

設計としてはM16A2の短縮型であり、M16A2と約80%の部品互換性を持つ。特徴は、約37cmの銃身(M16A2は約51㎝)、着脱式キャリングハンドルとレシーバー上の20mmマウントレール、M203の固定を確実にするためのステップドバレル(段付きバレル)等である。

ハンドガード部分にレイルシステムを取り付けることによってレシーバー上のマウントレール以外の場所にも様々なアクセサリーの装着が可能となる。

元々は米国の特殊部隊統合軍SOCOMがコルト社に開発を依頼して、特殊部隊用のカービンライフルとして運用していた。現在はその性能からアメリカ全軍だけでなく、各国の軍の特殊部隊等が採用している。
また、日本でもいくつかの特殊部隊がこれを採用もしくは採用検討しているという噂がある。


カービンという特性上、市街地における取り回し等が良いというメリットがある。
しかし、M16A2を機関部等の改良無しに短縮化しているので、銃身長の短さによる弾速の遅さと銃声の大きさ、ガスシステムの短さによる機関部へのストレス、M16A2よりも銃身が加熱しやすい、といった欠点があるとも、一部で指摘されている。

開発はコルト、生産はFNが行っている。

バリエーションが無数に存在しており、ナイツの「SR-16」、H&Kの「HK416」(HKM4)、狙撃仕様の「SPR」等がある。

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