1970年、ラルフ・ヒュッターとフローリアン・シュナイダーにより結成。
テクノミュージックの開祖的バンドとされる。バンド名は、本国ではクラフトヴェルクと発音し、「発電所」を意味する。初期の3作は本人たちが出来に満足せず、いまだにCD化されていない(海賊盤では出回っている)。74年の「アウトバーン」が世界的ヒットとなり、78年の「人間解体」でその評価をさらに高めた。ところが86年の「エレクトリック・カフェ」がセールス的に失敗し、以後純粋な新作は2000年まで発表されなかった。日本では、2002年、electraglideでおよそ4年ぶりの来日を果たす。
翌2003年には、シングル『TOUR DE FRANCE 2003』、そして1991年の『THE MIX』につづくオリジナルアルバム『TOUR DE FRANCE SOUND TRACKS』を発表。ワールドツアーの予定も発表され、昨年につづく来日が待たれる。
2012年4月10日から17日にかけてニューヨークのMOMAにて8夜連続のライヴを敢行予定。
このイベントで演奏されるのは、1974年リリースの 『Autobahn』 から2003年発売の 『Tour De France』 までの8枚のアルバム。
1夜ごとにアルバム1枚が演奏される。