これまで進行してきたプロジェクト、行動や活動を振り返る際に、要素を「Keep」「Problem」「Try」の3つに分けて整理するフレームワーク
これらをK→P→Tの順で下記のようなフォーマットで書き出していくのが一般的
こんにちは。 Diverse developer blogです。今回は2023年のDiverseエンジニアチームの開発を数字で振り返った話をします。年間振り返りMTGにはエンジニア全員が参加して、CTOが数字をもとに年間を振り返ったあと、Miroを使ってCTO以外のエンジニアも2023年の開発を振り返りました。 利用した数字 振り返りMTGで利用したデータは以下の4つです。 開発生産性の指標(Git) スプリントタスクの完了タスクの数(Asana) リリースした施策の数(Notion) インシデント報告書の数(Notion) 開発生産性はGitのコミットログを使って「デプロイ頻度」や「変更障害…
はじめに こんにちは、プレックスの池川です。 2023年2月に「DevOpsの指標を開発の振り返りに活用しはじめた話」という記事をこのブログに投稿して、はや10ヶ月。10ヶ月の間に振り返りのやり方も変わってきました。 product.plex.co.jp そこで今回の記事では、振り返りのやり方が10ヶ月前と比べて何がどう変わったのかを紹介したいと思います! 目次 はじめに 目次 エンジニア組織について プレックスジョブ開発チームでの振り返り 振り返りMTGについて KPTについて 開発のパフォーマンス改善について エンジニア全体での振り返り さいごに エンジニア組織について 振り返りについて紹…
はじめに 前回、こちらでアジャイル開発におけるふりかえりについて書いてみました。 その中で、ふりかえりにおける改善は、プロセスに焦点を当てて考えると良いと書きました。 そんなこんなで、数日たって、ふと、「そういやスラムダンクのこのシーンって、ふりかえりだよなぁ」と思ったので、 簡単にまとめたいと思います。 対象のシーン 何戦だったかは忘れましたが… 安西監督が桜木花道をいったんベンチに下げて、プレーを見るように促す。 そして、一連のプレーの中で最も重要なポイントとしてオフェンスリバウンドがとったらどうなるかの話をする。 つまり…これって・・・ 一連のプレーを見るっていう部分は、「ふりかえり」そ…
はじめに… 皆さんは、開発手法は何を使用していますでしょうか? 今日では、アジャイル開発が主流になっていると思っています。 大手のソフトウェア会社や、請負開発がメインの会社さんでは、ウォーターフォール開発がまだ残っているのでしょうか? システムを稼働させる様々な要素が目まぐるしく変わる日々において、ウォーターフォールを固持している組織もあるのでしょうか? とはいえ、多くがアジャイル開発で、その中でもスクラムでプロジェクトを運営している方々が多いのではないかと思います。 スクラムでは、スプリントレトロスペクティブといって、スプリントの最後に振り返りを実施しますが、 この振り返りの改善のポイントが…
KPTという振り返りの手法がある。 Keep: 良かったこと・継続すべきこと Problem: 改善したいこと Try: 改善するためにやること といった内容でそれぞれを書き出して直近1週間を振り返り、改善サイクルを回すための手法である。 会社で毎週KPTを行なっていたのだが、家庭においてもこのフレームワークは有用そうに思ったので、「家族KPT」をここ数年実践している。毎週土曜の午前に一緒にコーヒーを飲みながら、その一週間の良かったこと・良くなかったことを振り返り、改善案を出すのである。幸運なことに妻も乗り気で付き合ってくれている。 Keepの欄は、今週作ったあの料理が美味しかったとか、なかな…
この記事は RevComm Advent Calendar 2022 の 17 日目の記事です。 こんにちは大谷(@sara_ohtani_mt2)です。 今年 10 月に RevComm に入社してバックエンドエンジニアをしています。 今年もあっという間にアドベントカレンダーの季節がきてしまいましたね。 不確実性と闘う皆さん、今年も一年お疲れさまでした! 『THE 有頂天ホテル』という大晦日のホテルを舞台にした映画の中の「年が変われば、いいこともあるわ」という台詞が大好きです。年末になるといつも思い出します。 新年を迎えるというのはただ年がインクリメントされるだけのことのようにも考えられます…
こんにちは。 この記事は以下のアドベントカレンダーの一環として書かれています。 他の記事もぜひご覧ください。 qiita.com さて、今回この記事でお伝えすることは、表題の通り、振り返り手法の一つである KPT を アジャイルコーチにフィードバックをもらいながら1週間スプリント × 4回まわすことによって、どこまでチームの振り返りをアップデートできるかチャレンジしたことについて記載します。 この文章から KPTを中心とした振り返りのやり方の一例 チームで振り返るとなった際にどういった観点で振り返れるとよいか ファシリテーターやスクラムマスターとしての振る舞い などを考えてもらう一助になれば幸…
はじめまして、人材紹介開発グループでEMをやっている大野です。 突然ですが、みなさんは組織・チームでの振り返り会をどのように行っていますか?いざ、定期的な振り返りを行ってみると、MTGがマンネリ化したり、有効な時間として活用しきれなくなることはよくあると思います。 今回は自分たちのチームで行っている、週次の振り返り会についてお話できればと思います。 振り返り会の概要 振り返り会とは言っていますが、KPTやスクラムでいうレトロスペクティブとは少し異なり、毎週トピックを変えながら実施しています。 イメージを持ってもらうために、バックナンバーの一部を貼っておきます。 振り返り会のバックナンバー 上記…
ワドルディ集めにいそしんでいる nsgc です。 2022年6月2日(木)に、フィヨルドブートキャンプさん主催のオンライン合同会社説明ドリンクアップで、@fugakkbnと一緒にお話させていただきました。 今年3月入社の@fugakkbnは、フィヨルドブートキャンプ卒業生で入社後ちょうど3ヵ月というタイミングでした。 身近なOBの先輩のふりかえりを通して、どんな感じの会社か、どういうことを学べるのか、どんな不安があってそれは解消されるか、といった生の声をライブ感を持ってお伝えできればという想いから、弊社で開発運用しており、日頃現場のプロジェクトでも活用している『Continuous KPTA …
2021年も明日でおしまいとなりますね。 今年最後の記事は、恒例の「1年を記事で振り返る」にしました。今回は、身体、家計、心の3つの健康から振り返ってみます。 お時間があったら、お付き合いください。 目次 身体の健康:△ 家計の健康:○ 心の健康 :△ 終わりに ついでのまとめ 前期高齢者の私の人生目標は「ピンピンコロリ」です。そのために、健康寿命を伸ばすことを心がけています。課題は、次の3つにしています。 ・身体の健康・家計の健康・心の健康 今年1年を、課題から振り返った要約がこちらです。 家計の健康は○としました。しかし、身体の健康と心の健康は△の評価です。それぞれの様子を振り返ってみます…
アジャイルなチームをつくる ふりかえりガイドブック 始め方・ふりかえりの型・手法・マインドセット 本書で紹介されているふりかえりの手法は以下の通りです。 DPA(Design the Partnership Alliance) 希望と懸念 信号機 ハピネスレーダー 感謝 タイムライン チームストーリー Fun/Done/Learn 5つのなぜ アクションのフォローアップ KPT YWT 熱気球/帆船/スピードカー/ロケット Celebration Grid 小さなカイゼンアイデア Effort & Pain/Feasible & Useful ドット投票 質問の輪 SMARTな目標 +/Δ 前…
2024年2月の勉強会に引き続き、2024年3月と4月のすくすくスクラム仙台に参加したので、本記事ではその感想などを紹介します。それぞれ取り扱うテーマが異なりますので、勉強会そのものや、テーマの一部である「ソフトウェア開発現場の改善活動」の幅の広さを感じていただければ幸いです。 「すくすくスクラム仙台」の紹介は、2024年2月に行われた勉強会に参加した際の記事で行っております。こちらも是非ご覧ください。 takagerbera.com 2024年3月勉強会「スクラムを基に『プロダクトを通じて価値を最大化するには?』を探索するワークショップ」 2024年4月勉強会「LT と OST でスクラムの…
アジャイルなチームをつくる ふりかえりガイドブック 始め方・ふりかえりの型・手法・マインドセット 前回はふりかえりの要素について書きましたが、今回はふりかえりの手法について学んだことを書いていこうと思います。 前回はこちらからどうぞ↓↓↓ gajumarusdgs.hatenablog.com 本書で紹介されているふりかえりの手法は以下の通りです。 DPA(Design the Partnership Alliance) 希望と懸念 信号機 ハピネスレーダー 感謝 タイムライン チームストーリー Fun/Done/Learn 5つのなぜ アクションのフォローアップ KPT YWT 熱気球/帆船…
「良いコード/悪いコードで学ぶ設計入門」読書会 第22回 を開催しました。 academist-reading.connpass.com みんなで書いたホワイトボード 「良いコード/悪いコードで学ぶ設計入門」読書会 第22回 ホワイトボード 感想・気づいたことなど 設計しないと…と何度も書かれてましたが…この章で初めて「変更容易性の工場のための」が省略されていたことが明かされて、自分はびっくりしてたんですが…本の最初のほうでガッツリ品質特性を書かれると、読み始めることが困難だったんじゃないかという意見が出て、これはなるほど、と思いました。 「木こりのジレンマ」のたとえ、あんまりビシッとハマって…
こんにちは、ねこです。 どこのお店に行っても動作がたどたどしく初々しい店員さんがいて春を感じますね! 多くの人間たちの新生活が始まる4月、 Web事業企画開発本部(以下Web本部)の新人研修を紹介したいとおもいます! 特徴 社会人マナー等を学ぶ基礎研修がクイックの共通研修としてあるのですが、クイック自体は人材紹介事業会社。 Web本部はその中で「サービスをつくる」部署で、人材紹介事業部の社員とは仕事の性質が大きく異なるため、 独自の研修を現場メンバーがそれぞれデザインして実施しています。 新人メンバーがこれからクイックで末長く活躍できるよう、 「必要な技術を学ぶ」「組織にフィットする」両面を重…
アジャイルなチームをつくる ふりかえりガイドブック 始め方・ふりかえりの型・手法・マインドセット 先日のブログでも「ふりかえり」について書いた際は、「意見→経験→感情→価値観」のフレームワークを紹介しました。 gajumarusdgs.hatenablog.com 今回読んだ本では、「ふりかえりの要素と問い」というテーマでより幅広い要素と問いが紹介されています。 ここでは「問い」の部分はいったん割愛し、要素部分について書き残しておこうと思います。 ふりかえりの要素 ふりかえりの中心となる要素として、次の7つがあるとのこと。 事実(主観と客観/定性と定量/成功と失敗) 感情 時系列とイベント 過…
agile-studio.connpass.com こちらのイベントに参加してきたので、会の様子と感想を書いていこうと思います。 会の概要 会の様子 チームに協働の意識を芽吹かせる合宿のススメ 株式会社エヌ・ティ・ティピー・シーコミュニケーションズ様と2回合宿したお話 合宿はいいぞ 互いを知る(1回目の合宿) チームビルディング(1回目の合宿) お別れ会(1回目の合宿) 2回目の合宿でやったこと なぜ研修を合宿型でやるのか? Q&A 泊まりで合宿する場合、平日に開催するのか?土日に開催するのか?勤怠はどうしているのか? 合宿を嫌がるメンバーはいないのか? 合宿は狙って効果を出しに行っているのか…
はじめに ししとうLTとは? アウトプットと採用と育成 Insight Edge 猪子 (@iN0Ti) チームが進化し続けるための改善プロセス アスエネ 石坂 (@ishisak) クライアントワークのエンジニアリング フラー 韮澤 (@nirazo) 強みを伸ばすキャリアデザイン HRBrain 山口 (@yug1224) 雑談のすすめ IVRy 近藤 (@K0703K) 懇談会 最後に はじめに こんにちは!Insight Edgeの人事担当、合田です。 4/9(火)の夜に第1回「ししとうLT会」をオフラインで開催したので、今回はそのイベントレポートを書かせていただきます。 ししとうLT…
はじめに こんにちは、hacomono で SRE リーダーをしているありかわです。 今年の2月頭に SteamDeck 有機EL 版を手に入れてたくさんのゲームを買ったものの、最近はインテリアの3Dパース作成に沼ってしまいゲームは全くの手つかず状態になっています。 もし興味のある方は「homestyler」というサービスを使えば、初心者でもびっくりするくらい高性能な3Dパースを作れて、細かい部分にも手が届くのでオススメです。 話はそれましたが、今回は2022年の12月に入社してからずっと携わっているマルチテナント移行について書いていきたいと思います。 TL;DR マルチテナントのアーキテクチ…
academist-reading.connpass.com 情報セキュリティ対策自主研修 第17回 「3つのかばん -新入社員が知るべき情報漏えいの脅威-を観ようを開催したので、簡単な感想を書きます。 題材 3つのかばん -新入社員が知るべき情報漏えいの脅威- 華麗なる情報セキュリティ対策 #1〜3 感想 自己紹介で、みんなの新人研修の話がよかったです。 いろいろとドラマ内で出てきたものに対して、参加者それぞれの工夫を披露してもらえたので、だいぶ参考になりました。 ドラマ自体は…「笑ゥせぇるすまん」っぽいって話題に出て、なるほどでしたw こんなに工数をかけて研修してくれたら身になりそう…。 …
confengine.com KMT(ケモティ) KMQT(ケモキュート) いかに人の内面(価値観)まで共有し合う振り返りができるかについて探求する。 KPTのもやもや Pが出てきた時に、それは分かってるんだけどなぁ。というモヤモヤがある。 Pが全て今解決するべき課題とは限らないのでは? Pが全てのチームの課題ではないのでは? と感じる。 (確かにそう感じることあるかも) KPT→KMT KMTのMはモヤモヤ モヤモヤもいろんな種類がある これ効果感じられていないかも。。。みたいな悩みモヤモヤ これをやるのがいい!という実感はあるけど、成果が具体的に何かもう少し探究したい!という探究的モヤモヤ…
「保育とふりかえりをコネクト!保育の会議が「問題対私たち」に変化した事例を紹介します 」 振り返りカンファレンスで、「保育とふりかえりをコネクト!保育の会議が「問題対私たち」に変化した事例を紹介します 」を聞きました。それのメモと感じたこと。 confengine.com ケース保育園でクラス替えのフリア帰りをしているけどうまくいかない 議論が空中戦になるし、一部のメンバーが話しているだけになってしまう、結論が結局でない。さらに時間がいつもよりも伸びてしまう。 広さも関係している クラス替えは、部屋の広さにも関係している なるほど。。。 保育の先生 全員同席の原則 全員同席をしないと、結果とし…
書籍「ALL for SaaS SaaS立ち上げのすべて」を読んだので内容をまとめる。 以下の内容は、ほとんどClaude3 Opusを使用して作成している。 Part 1 SaaSを取り巻く環境 Chapter 1 SaaSの概要 要約 SaaSは「Software as a Service」の略で、ソフトウェアをクラウドを通してサービスとして提供することを指す。世界のクラウドサービス市場は急成長しており、2022年までに1436億ドルに達すると予想されている。国内でもクラウドサービスの需要は着実に伸び続けている。SaaSはIaaS、PaaSと並ぶクラウドコンピューティングサービスの一種であ…
こんにちは、全社振り返り会の企画運営チームのmitaniです!!普段はエンジニアです。 このブログでは、3月29日に実施した23年度 通期振り返り会についてレポートします! スマートバンクでは半期に1回、全社員を集めた振り返り会を実施しています。21年度上期に初めて振り返り会を実施してから、今回で6回目の開催となりました👏👏👏 会社の成長とともに、2年半前に初めて実施した頃よりメンバーが増え、振り返り会に求められる目的やコンテンツも変わってきました。 今回は50人の壁を超えたスタートアップで、どういう事に意識しながら振り返り会を実施したのか共有できればと思います。
こんにちは、GraciaのCTOの林です。 今回はGraciaの開発体制について書こうと思います。 現在の組織体制について 弊社ではギフトEC「TANP」を運営しているのですが、TANPの開発に関わるメンバーは、CTOが管轄するプロダクト部に所属しています。 プロダクト部には「アプリケーションエンジニア」「SRE」「デザイナー」の3つのグループが存在します。 弊社では、ECサイトだけでなくロジスティクス(物流)に関わる管理システム等も含め全てフルスクラッチで開発を行っているのですが、主にサービス全体の新規機能開発や既存機能改修は「アプリケーションエンジニア」が担当しています。 今回はそのアプリ…