1953年9月2日生まれ。NYのアヴァンギャルド・シーンを牽引したらしい日本通のミュージシャン。14歳より作曲を開始。その後アルトサックスに手を出す。boredomsのeyeやヘンリー・カウのフレッド・フリスが参加したnaked city、自身のルーツであるユダヤがモチーフのmasada、即興演奏にゲームとカットアップを導入したコブラ、ビル・ラズウェルや元ナパーム・デスのミック・ハリスと組んだpain killerなどで知られる。スラッシュ・メタルおよびグラインド・コア以降の高速音楽とフリー・インプロヴィゼーションを融合/同居させ、めまぐるしく回転/発展させてきた人物。80年代には日本に住みラジオで歌謡曲の音楽性の無頓着/無秩序ぶりを絶賛し、自身のアルバムに太田裕美を起用したりした。彼の運営するレーベル、ツァディックではさまざまな前衛音楽や実験音楽、民族音楽が発売されている。