JR西日本の自動改札システムの名称。
Jスルー導入に伴い設置された新型の自動改札機はJスルー改札機、Jスルーで使えるストアードフェアカードはJスルーカードと呼ぶ。
2008年9月15日にJスルーカードの販売が終了、2009年3月1日には自動改札機での利用も終了している。
改札機に直接投入して乗車券代わりに使えるカード。JR東日本のイオカードに相当するものだが、裏面印字の様式などはむしろスルッとKANSAIのそれに酷似している*1。
当初はJR西日本のJスルー導入エリアだけで使えたが、その後拡大。近鉄の一部路線や近鉄バス、明石市営バス、伊丹市バス*2などでも使えたが、ICカードの普及などにより取り扱いを終了、現在は使用できない。
全機が2枚同時処理に対応している。2枚処理する時間を稼ぐため、一般的な改札機と比べて、入口から出口までがちょっと長い。
2003年11月1日、Jスルー導入地域では、従来の磁気カードによるストアードフェアシステムに加えて、ICカード「ICOCA(イコカ)」の使用が開始された。これはJR東日本のSuicaと同等の機能を持つもので、現在はSuicaやPiTaPaなどと共通化がなされている。