グーグル八分(グーグルはちぶ、Google八分)とは、インターネットの検索エンジンであるGoogle(グーグル)で本来なら上位に表示されるはずのウェブサイトが、検閲などの理由によって検索の結果に表示されない状態をいう。村八分になぞらえて呼ぶ言葉である。「google八分の刑」とも。
ウェブサイトがGoogleの検索結果に表示されなくなると、そのウェブサイト運営者は死刑宣告に匹敵するほど大きな影響を受けるため、英語では"Google Death Penalty"などと呼ばれることがある。
事例としては、株式会社ウェディング(現、セリュックスラバーウェディング)が、googleに「悪徳商法?マニアックス」なるサイトをインデックスから削除するように申請したことがある。現在他には「グロービートジャパン株式会社」に関するキーワードで大規模なgoogle八分が発生している。なお、はてなキーワードの「グロービートジャパン」ページもgoogle八分されている。
類義語に「Yahoo八分」「Amazon八分」などがあるが、これらの現象は客観的には確認されてない上、メカニズムが異なる。
サイバーエージェント系の数社やBMW、リコードイツなどが、サーチエンジンを「騙す」行為を行っていたとして、Googleの検索結果から外されるという措置が取られたこともある。これらの措置がグーグル八分と呼ばれることもあるが、SPAMサイトの除去は、通常のグーグルの業務範囲でありグーグル八分に含まれるべきではないとの意見もある。
Google八分は,Amazon八分とともに,Web 2.0時代のマイナス面である。
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google:Google八分 実例