→グレン・グールド
Glenn Gould(1932-1982)
カナダのトロントに生まれ、3才から母の手ほどきを受ける。
11才でトロント王立音楽院に入学、12才で同音楽院創立以来最年少の音楽院会員の称号を受ける。15才でトロント交響楽団と共演、1955年にはアメリカ・デビューを果たし、全米の注目を集め、CBSと専属契約を結ぶ。レコード・デビューとなった「バッハ:ゴールドベルク変奏曲」は歴史的名演としてベストセラーとなった。その後、コンサート活動から身を引き、レコード作りに専念、数々の名盤を生み出した。50才の誕生日の直後、急逝した
『グレン・グールド書簡集』
ジョン・ロバーツ,ギレーヌ・ゲルタン 編
宮澤淳一 訳 みすず書房,1999年3月
『グレン・グールド伝――天才の悲劇とエクスタシー』
ピーター・オストウォルド 著
宮澤淳一 訳 筑摩書房より、2000年9月