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FAHRENHEIT

(サイエンス)
ふぁれんへぃと

華氏のこと。
アメリカでは気温などを指す場合、摂氏でなく華氏で表すのが一般的である。

華氏はFahrenheit(ファ−レンハイト)が考えた目盛で、健康な人間の血液の温度を96度、氷と食塩の混合物の温度を0度に定めたもの。Fahrenheitの頭文字Fを取って表示する。
中国ではFaに近い音の華をあてて、Fahrenheitを華氏と書いており、本当はカシじゃなくてファシと読むべきといわれる。

(それまでは基準がないから、暑い、うんと暑い、寒い、うんと寒い...としか表現しようがなかったそうだ。
また、なぜ区切りの良い100度じゃなくて96度としたのかについては、初めに羊の体温を100度とした..という説もあり、その目盛で計ったら人間の体温が96だったという話だ。)

 水の過冷却現象を発見したのはカ(華)氏温度に名を残す18世紀ドイツのファーレンハイトです。華氏とは中国でファーレンハイトに華倫海の字を当て、その頭文字をとったことに由来します(“華”の中国音は“ホア”)。

 過冷却の確認には何らかの温度計が必要です。初の温度計らしき計測器は17世紀に発明されました。これは温度上昇とともに空気が膨張することを利用したもので、のちに細いガラス管に水銀やアルコールを封入した液体温度計が開発されました。

 ところが、精度のよい温度計ができても基準となる温度が定められていないため、18世紀初頭まで温度計の目盛は使用者によってマチマチでした。そこで、ファーレンハイトは氷に寒剤を混ぜて得られる氷点下の温度を0点とし、氷の融点(水の氷点)を32度(°F)、健康な男性の体温を96度(°F)とする水銀温度計をつくりました。これが初の標準温度計であるカ氏温度計です。過冷却現象はこの温度計を用いて、ファーレンハイトがさまざまな温度測定実験を繰り返していたとき、偶然、発見されました。水を入れた容器を戸外の寒気にさらしておいたところ、翌朝、温度計の目盛は氷点下を示しているにもかかわらず、容器の水は氷とならず液体のままであることに気づいたのです。
http://www.tdk.co.jp/tjdad01/dad00043.htm

摂氏温度Cと華氏温度Fの関係は、
F=(C×9÷5)+32
C=(Fー32)×5÷9

摂氏
 Centigrade
 Celsius

華氏911
FAHRENHEIT 9/11

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