EmEditorはMicrosoft Windows上で動作するテキストエディタのひとつ。
高機能エディタと呼ばれるものは、独自の操作法、UIを持ち、慣れを必要とする場合が多いが、EmEditorはWindows標準のUIに準拠するよう作られているので、癖のようなものが少なく非常に取っつきやすい。また、高機能でありながら非常に高速に動作するのも特徴である。
内部の文字列処理がユニコードで行われ、対応文字コードも非常に多く、外国語の学習者にも愛用者が多い。
デフォルトで様々な拡張子のファイルを色分け可能で、プログラマ、ウェブ開発者などにも愛用されている。
オンラインソフトとして、作者の江村豊氏により、1997年のバージョン1公開以来、非常に精力的に更新が続けられている。作者は日本人であるが、アメリカにおいて開発が行われ、英語版と日本語版が同時に公開され、英語圏でもユーザーを獲得している。
現在最新はバージョン14。Version 13 より、 Professional版と別のプログラムにはならず、同じバイナリで、両方の機能を果たす。Free版はProfessional版の機能制限版(ダウングレード版)となる。
有料で、シェアウェアもしくはパッケージとして販売されている。現在バージョン14(14.2.0)。
バージョン3からプラグインにより拡張可能で、作者自身、もしくは有志のユーザーから様々なものが公開されている。
バージョン4よりマクロ機能を持ち、標準でJavaScriptとVBScriptで、言語エンジンをインストールすることによりPerl, Python, Rubyでも記述が可能である。
バージョン5より64bitOSにも対応するようになった。
バージョン6からはプラグインによりカスタムバーをウィンドウに埋め込むことが可能になり、アウトライン、プロジェクト管理、HTML表示など様々な便利な機能が利用できるようになった。
バージョン7よりZIP版も公開され、USBメモリにインストールして持ち運ぶことなど出来るようになった。