Embryonic stem cell
胚性幹細胞
この幹細胞は体中のすべての細胞に分化する可能性を持っている。
受精卵が有る程度分裂したところであらわれる、内部細胞塊(Inner cell mass、ICM)をとりだして培養することによって得られるが、そのまま成長すれば個体となる受精卵を利用しなければ得られないため、倫理的な問題から取り扱いが難しいものとなっている。
2013年5月15日付の米科学誌「セル」の電子版で、シュークラト・ミタリポフ教授や立花真仁博士らがヒトのクローン胚からES細胞を作ることに世界で初めて成功したと発表*1。