JR東日本の特急形車両。
中央東線の特急「あずさ」のスピードアップを目的に製造され、1993年にデビュー。あずさのうち速達タイプの列車に「スーパーあずさ」として投入。
JR東日本初の振り子式車両だが、振り子式車体自体が特殊な上、メンテナンスに手間がかかるのに対し、時分短縮はそれほどの効果が得られず基本8両編成・付属4両編成5本60両の陣容にとどまった。そのためかJR東日本もこの車両以来振り子式車体を採用していない。振り子が利くのは八王子以西。
車体は651系がベースになっている。
現在は松本車両センターに配置され、8+4の12両で、新宿〜松本間の「スーパーあずさ」の他、間合いで中央快速線のホームライナーにも充当されている。