CDと同サイズ直径12cmまたは8cmの読み出し専用のDVDメディア。
6mmの板を2枚張り合わせ、その間に記録層を持つ。
片面のものと両面から読めるものがあり、それぞれ1層メディアと2層メディアがある。
容量は1層4.7GB、2層約8.5GB、両面1層9.4GBなどがあったが、両面のものは規格競争上作られたものであり、ラベルが印刷できないなど扱いにくい面も多いため初期のDVD-Video以外ではあまり利用されていない。
主にPC用、ゲーム機用などのDVDドライブを持つ機器で利用される。
映像、音声を収めたDVD-VideoもDVD-ROMの一種であるが、市販のDVDビデオで「DVD-ROMバージョン」という場合は、映像以外にパソコン用のプログラムなどが記録されている。
利用にはDVDに対応する機器が必要。