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DLP

(映画)
でぃえるぴー

米国 Texas Instruments 社の商標。ディジタル・ライト・プロセシング。映画やテレビなどの映像を表示する電子部品の一種。
半導体製造技術を応用して 1 cm 角前後に数百万の可動ミラー(鏡)を敷き詰め、光を表面に反射させることで映画やプロジェクターのスクリーン、また、リアプロジェクションテレビの画面に動画を投影する。一般名としてはディジタル・マイクロミラー・デバイス(DMD)と呼ばれるが、DLP という商標のほうが有名のようだ。
映画では、日比谷スカラ座などでスターウォーズ・エピソード 2、千と千尋の神隠し、ハウルの動く城などを実際に上映している。解像度としては、1920 x 1080 程度が実用化されており、HDTV をフルスペックで投影する実力を持つ。フィルムと違い上映を重ねても傷による画質劣化がなく、また、「ぶれ」のない鮮明な画質が特徴だ。映画などではあまり気にならないが、静止画像の多いビジネスのプレゼンテーションなどで用いる場合 DLP プロジェクターでは、カラーブレイキングと呼ばれる色残像のような現象(色の境界に虹模様のシミがみられる)が欠点とされるが、技術の改良(3チップDLP方式、可動ミラーの高速動作化など)も進んでいるようだ。

LCDプロジェクタでは拡大投影した際にその液晶素子により縦縞、横縞がみられるが、こちらはそれが起こらない。よって映画館等での大画面投影に適している。( http://www.ippinkan.co.jp/spring_sale/page_1.htm 比較画像が掲載されている。)

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